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小倉將信内閣府特命担当大臣。来年4月設置予定のこども家庭庁の意義。様々な縦割りを無くす

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10月9日(日)の放送では内閣府特命担当大臣で衆議院議員の小倉將信さんに「こども家庭庁」について伺いました。

淵沢  小倉さんは現在、こども政策、少子化対策、共生社会、男女共同参画、
    女性活躍、孤独・孤立対策を担当される、内閣府特命担当大臣です。
    小倉さんは内閣府特命担当大臣として、日本が抱える様々な問題に
    取り組まれています。
    けさは、来年の4月に設置が予定されています、
    「こども家庭庁」について、お伺いします。
    自見はなこさんをはじめ、この番組では野田聖子さんや、山田太郎さんなど、
    様々な方が「こども家庭庁」の重要性、必要性を語ってくれています。
    改めて「こども家庭庁」の必要性について、ご説明お願いします。

小倉  私も自見さんがやってくれています勉強会に最初から参加しています。
    その勉強会で非常に印象に残っているのが子供の死亡事故の検証です。
    お子さんを事故で亡くされたお母さんからお話を聞く機会を頂きました。
    お子さんが公園で亡くなると国交省、学校だと文科省、保育園だと厚労省と、
    亡くなった場所によって担当する省庁が違う。
    本来は、どこで亡くなろうが、同じように検証したうえで、
    悲しい事故が二度と起こさないように、きちんと防止策を講じることが
    重要だということを勉強会に出て感じました。

    そういった意味では、こども家庭庁の意義のひとつに、
    様々な縦割りを無くして、子供中心に全ての政策を考えるところにあると、
    私は思っています。

淵沢  こども家庭庁が設立されると、どのような問題が、
    どのように改善されるんですか?

小倉  こども家庭庁の理念は、子供の最善の利益を考えて
    子供中心に考えていくことだと思います。

    あらゆる子供の育ちや権利を保証していくということです。
    置かれている家庭の状況や
    そのお子さんの発育によって、大きく違います。
    十把一絡げに、子供を同じように扱うのではなく
    それぞれ子供の状況を見て、きめ細かく対応していくことが
    こども家庭庁に課せられた使命だと思います。

    また児童虐待、不登校、いじめなど
    子供達が抱える問題をバラバラに捉えるのではなく、
    繋がりをしっかり見て、解決することで、
    少子化という、この国で一番大きな問題について
    変えるきっかけを作っていくことが、こども家庭庁の意義だと思います。

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