6月19日(日)の放送ではタレントの山口もえさんに「子供の頃」について伺いました。
淵沢 山口もえさんは東京都のご出身。
山口 台東区生まれ、ちゃきちゃきの江戸っ子です（笑）
てやんでぃばろーちくしょー的な。親子三代、江戸っ子なんですよ。
淵沢 子供の頃は人前に出るのが得意じゃなかったそうですね。
山口 そうなんです。
私のことを小さい頃から知っている人は、
私が初めてテレビに出た時は「あれ、山口さん家のもえちゃん？」と
驚かれました。
小さい頃、学芸会で「猿蟹合戦」をやった時
柿をあてられてすぐに死んでしまう蟹役でした。
淵沢 引っ込み思案が変わったきっかけ、あるんですか？
山口 何かをすることは大好きで。
月曜日から土曜日まで習い事をさせてもらっていました。
クラシックバレエ。書道。水泳。ピアノ。作文教室に通っていました。
そして将来バレリーナになりたくて。
でも思春期に、男性と1対1で踊るレッスンがあって。
男性がぴったりしたレオタードを着て。
ちょっと、モッコリして。
別にお互い感情があるわけではないんですけど。
それで、辞めてしまって。
でもダンスはしたくて。
それでダンス教室を探していて出会ったのが、今の事務所でした。
レッスン生、ダンス無料のチラシを見て
門を叩いたら芸能事務所だったんです。
間違えたと思って帰ろうとしたら
普段いないはずの事務所の社長がいて。
「芸能界に興味がなかったら、ダンスレッスンだけでもいいんだよ」
って言ってくださって。それで事務所に入ることになりました。
淵沢 この番組では影響を受けた1冊の本を伺っています。
山口 10年ぐらい前、長女が4歳ぐらいで、次男がお腹にいる時。
お姉ちゃんになるにあたってのお薦めの絵本を探していたら
絵本の「ちょっとだけ（福音館書店）」に出会いました。
絵本の中の女の子もお姉ちゃんになって。
下の子がいるから、ママに甘えたいけど甘えられない。
でも最後の最後に「ちょっとだけ抱っこして」って
ママに言うんです。
するとママは「ちょっとだけじゃなくて、いっぱい抱っこしてもいい？」
と聞いて、いっぱいぎゅっとするんです。
その絵本を読んで、下の子が産まれるけど我慢しなくていいんだよ。
って長女に教えてあげました。
