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「こども園ひがしどおり」の坂崎隆浩理事長・園長。6千人の村で年間のべ4千人が利用。地域子育て支援センターの重要性

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5月1日(日)の放送では社会福祉法人清隆厚生会「こども園ひがしどおり」理事長・園長の坂崎隆浩さんに地域子育て支援センターについて伺いました。

自見  改めて「こども園ひがしどおり」があります
    青森県下北郡東通村がどんな場所か、教えてください。

坂崎  みなさんご存じの本州最北端、有名な「大間マグロ」の右側。
    青森県の下北半島の北東部に位置します。
    東に太平洋。北には津軽海峡と、非常に有名な漁場となっています。
    今年の冬の最低気温はマイナス17度でした。
    人口は6千人。何もない感じが逆に大好きで
    特に真夏の夜空は宇宙に吸い込まれるような感じです。

自見  そこに園はひとつですか?

坂崎  そうです。小学校、中学校に隣接、廊下で繋がっております。
    実は小学校に穴をあけて作ってもらいました。

二人  (笑)

淵沢  安心して同じ場所で育っていけますね。

自見  地域子育て支援センター「MOCO MOCOクラブ」が併設されているそうですね。
    こちらでは、どのようなことを行っているんですか?

坂崎  妊娠期の対応やオンラインによる育児相談も行っています。
    いまコロナでその機能が縮小されていますが
    6千人の村で、一番多い時には年間のべ4千人が利用してくれました。

淵沢  すごい!

自見  妊娠期からの子育て相談をやっている園があるというのは、
    かなり先進的ですね。

坂崎  第一子の場合、子供たちを見る機会がないんですよね。
    だから園に来ていただいて、子供たちを見るということ、
    3歳だったらこんなことできるんだなとか。
    そういうのを見るということは、とても大事だと思っていて、
    子育て支援センターを作りました。

淵沢  未来が見えますよね。

自見  特にお父さんにとっても大事ですよね。
    また空き教室を利用した児童発達支援も行っているそうですね。

坂崎  はい。今年の4月から日本で最初の空き教室を使った
    児童発達支援を開設しました。
    少し障害を抱えた子や発達に課題のある子に
    手厚く支援ができるようなことが、できないかなと思って。
    子供たちの数が少し減ってきたので、
    空いた教室を使って、そのようなことを行っていけたらと思いました。

自見  素晴らしいことですね。

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