3月13日(日)の放送では自由民主党・参議院議員の三原じゅん子さんに子宮頸がんを予防する「HPVワクチン」について伺いました。
淵沢 厚生労働省は2013年に中断されていた
子宮頸がんを予防する「HPV」の「積極的勧奨」を再開することを
決めました。
自見 淵沢さん
子宮頸がんはウイルスの感染症だと知っていましたか?
淵沢 あまり、知りませんでした。
自見 性交渉でうつる感染症なんです。
年間2800人が、子宮頸がんで亡くなるんです。
「HPVワクチン」の積極的勧奨の再開に向けて、
じゅん子先先生と一緒に活動していたんですけど、
じゅん子先生は、私が国会議員になる前から、活動されていました。
三原 私は子宮を失って。
子供を産む、宿すことが叶わなくなった。
これを若い子たちに味わってほしくない。
単純に、この思いだけで選挙戦に出て。
「HPVワクチン」の定期接種化を!という思いで活動してきました。
淵沢 ウイルス感染ということは、
ワクチンでかなり予防ができるということなんですか?
三原 そうですね。
がんを予防できるワクチンというのは、おそらく、他にはなかなか、
ないと思います。また子宮頸がんだけでなく、中咽頭がんですとか、
肛門がんにも効果があると言われています。
自見 海外では女性だけでなく、男性にも定期接種している国が多くて。
日本で現在、問題になりつつあるのが、男性の中咽頭がんです。
これも子宮頸がんと同じウイルスが引き起こしているんです。
淵沢 接種する年齢は若いほうがいいんですか?
三原 性交渉をする前に
接種をするのが一番望ましいとされています。
自見 性交渉をした後でも、効果がないわけではありません。
そこは、かかりつけ医の先生とご相談いただく必要があると思います。
ただ、社会全体で予防しようということを考えると、
ある一定の、性交渉前の年代からが望ましいということです。
三原 今後は、先ほど自見さんもおっしゃった、
男性にも接種していただけるような体制作りも
行っていかなければいけないと思います。