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前ワクチン担当大臣・河野太郎衆議院議員。ワクチン担当の裏話「僕は船頭ではなくスクリュー」

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1月16日(日)の放送では自由民主党衆議院議員で、前ワクチン担当大臣の河野太郎さんに「ワクチン接種」のお話を伺いました。

自見  河野先生は、ワクチン担当大臣の時の役目を「船頭」ではなく「スクリュー」と
    表現されていますね。

河野  よく野党から「船頭多くて」と言われましたが、
    船頭は田村さん(田村憲久前厚生労働省大臣)だったんです。
    どのワクチンを打つとか、何歳から打つとか、ポリシーは全部、
    田村さんが決める。それを実行するのが私の仕事だと思っていました。
    私は船を前に進めるスクリューですと。
    だから私は毎晩、電話で今日、こういうことをやりましたと、
    これから先、こういうタイミングでこうなりますと。
    田村さんに決めてもらわないといけないポリシーは、これと、これと、これです。
    そういう報告をするんですけど、田村さんは国会の会期中に、厚生労働委員会が
    入ると毎日、質問通告が100問ぐらいきちゃうんです。
    そうすると朝の3時から答弁の打ち合わせをやる。
    「夜の9時には寝るからね」と言われていたので
    ワクチンのミーティングが午後9時近くになると、起こしてしまうとやばいので
    次の日、閣議の前にちょっと捕まえて、昨日の報告をやっていました。
    そういった意味では、田村さんは舵取りを上手にやってくれたと思います。

淵沢  河野さんはTwitterでご自身の意見を率直におっしゃっています。
    批判や炎上は怖くはないですか?

河野  僕のTwitterは暇つぶしなので、気にせず、好き勝手にやらせてもらってます。

二人  (笑)

淵沢  ネットエチケットの大切さをよくおっしゃっていますよね。

河野  SNSで誰もが意見を発信できるようになったのは、
    たぶん、グーテンベルクの印刷術に次いで、
    革命的なことだと思うんですが。
    だからといって誹謗中傷していいのか。
    それで亡くなられた方もいらっしゃいます。
    めちゃくちゃ誹謗中傷している人のプロフィールを見たら
    大学の先生だったり。結構大丈夫かなっていうのがあります。
    学生に教えてる立場の人が、そんなことをやっていたら
    学生も、悪し様に罵っていいのかと思いますよね。
    自分の意見をSNSで発信するのはいいけれども、
    他人のことをもう少し、気を使わないといけないと思います。

自見  みんなが公人ですよね。

河野  政治家はいいんだ、芸能人はいいんだというと、
    だんだん境目が分からなくなってきます。
    友達を罵ったり、SNSのイジメにつながります。
    それは「公の人」「公の人でない人」と分けずに、
    他人を誹謗中傷するのはダメだということを
    徹底しないといけないと思います。

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