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前ワクチン担当大臣・河野太郎衆議院議員。一日170万回接種の裏話「菅前総理は、とってもせっかち」

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1月9日(日)の放送では自由民主党衆議院議員で、前ワクチン担当大臣の河野太郎さんに「ワクチン接種」のお話を伺いました。

淵沢  およそ1年前、当時の菅総理大臣から直接、ワクチン担当大臣になってほしいと
    言われたそうですね。

河野  夕方「いまから総理官邸に来られるか?」と言われたので
    甘いものでもご馳走してくれるのかな?と思って行ったら。

二人  (笑)

河野  いきなり、ワクチン接種を担当しろと。
    (当時の)田村厚生労働大臣がコロナやってて、
    これでワクチンもやったら、田村さん、死んじゃうなと。

淵沢  いまでこそ日本はワクチンの接種率G7でトップですが、
    当初は、かなり遅れていると言われていましたね。

河野  ワクチンの国際的治験が始まった時に
    日本も手を挙げたんですが、日本は当時、感染者数が世界的に少なかった。
    ワクチンメーカーからすると「意味がない」と外されてしまいました。
    結局その後、日本人の治験をやることになり、
    日本での接種のスタートが遅れました。
    去年の1月、私がワクチン担当大臣になって。
    2月から接種を始めたいけど、
    (ワクチンメーカーに)世界中から注文が来ていて、
    にっちもさっちもいかなくなっていた。

    最初1400万回分と言っていたのを
    しばらく待つから、ゴールデンウィークまでに3400万くれと。
    交渉相手が、以前日本に住んでいたことのある人で、
    「ゴールデンウィーク知ってるだろう。そこで勝負をかけるから頂戴」と。

淵沢  そして去年の5月、菅総理が一日100万回接種を宣言しましたよね。

河野  菅さんはすごくせっかちで。
    7月に高齢者を終わらせるとか。一日100万回とかね。
    「このおっさん、ナニ言ってんの」って正直思いました。

二人  (笑)

河野  僕が「70万~80万回でいいんじゃないですか?」って言ったら
    「100万でいけ!」と。
    打ち手を増やさないといけないので、最初2万のクリニックだったのが
    最終的には5万5千ぐらいになって。
    結局一日170万回ぐらい打ってもらって。
    「一日100万回なんか打てるわけねえだろう」と野党やメディアから
    ご批判もありましたが。
    僕が総理に「170万回いきました」と言ったら
    総理は「一日70~80万回でいいって言ってた奴、いなかったか?」って。
    だから僕は「そんなアホな奴はいないでしょう」と。

二人  (笑)

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