11月14日(日)の放送では小児科医で、感染症がご専門、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長に「子供たちの新型コロナワクチン接種」について伺いました。
淵沢 10代の未成年のワクチン接種について岡部先生はどうお考えですか?
岡部 10代の未成年と言っても幅が広いですよね。
小学5、6年生から大学入学まで。
高校生ぐらいですと行動範囲も広いですし、動きも活発ですし、
そういった意味では感染を防いだ方がいいと思います。
小学生は高校生と比べると行動範囲も狭いし、
感染者も重傷者も少ないです。
いま、すぐに慌ててワクチン接種をやろう!という段階ではないと思います。
淵沢 小学生の学校での集団接種については?
岡部 集団接種というと、お子さんたちだけで親御さんがいないイメージ。
集団接種の会場に親御さんもいらして出来るならいいですが、
親御さん抜きでやるというのは、まだ早すぎると思います。
子供たちだけでやると「●●ちゃんはなんで打たないの?」となります。
そういうところも注意しないといけないですよね。
その一言で泣いてしまうお子さんもいらっしゃいますから。
基本的にはかかりつけの先生にやってもらうのが
一番いいのではないかと思います。
自見 そうですね。親御さんへの説明ひとつとっても、
1対1での空間でやるというのが、いいのかなあと私も思います。