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デジタル改革担当大臣の平井卓也さん。ITで変わる教育現場。教師の役割は「ティーチング」から「コーチング」へ

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4月4日(日)の放送では衆議院議員で、デジタル改革担当大臣/情報通信技術(IT)政策担当大臣/内閣府特命担当大臣の平井卓也さんに、教育とITについて伺いました。

自見  今後、オンライン授業はどうなっていくと思われますか?

平井  それぞれの自治体のみなさんが創意工夫されています。
    この前も、現場の方達と議論したんですけど
    モデル校の先生たちはイキイキしています。
    地方の子供たちも、東京の人の話が聞ける、
    自分たちが作ったコマーシャルを東京の人に見てもらえる、
    と喜んでいますね。
    世界の学校と交流できるなど、
    子供たちの可能性は広がったと思います。

淵澤  2020年度から小学校で必修になりました
              「プログラミング教育」についてお聞かせください。

平井  私も最近、プログラミング言語「Python」を勉強し始めました。
    AIに使われているプログラミング言語なんです。
    プログラミング自体は今後、AIがやってくれます。
    人間がやっている意味がどこまであるのか?ということになりますが
    まあ、読み書きそろばんと同じで、
    知ってるか、知っていないかによってAIが作ったコードでも
                理解度が変わってきます。結局目的は新しい価値、新しいサービスと
               いうものを作ることだとすると、全て機械任せにするのではなく、
               自分でも考えてということにすると、
               人間の想像力を覚醒させるためにも、プログラミングは
               ベースに知っておいた方がいいと思います。

自見    これからの最先端の技術を使いこなすための
                基礎知識ということですね。

淵澤       教育現場におけるデジタル化の課題、お聞かせください。

平井   先生の役割が変わると思います。
               授業をして教えるというよりは、学び方をコーチする方に
                シフトしていかなければならない。
              「ティーチング」から「コーチング」へ。
                これは現場の先生方と議論していても、そう思っています。
               ただコーチのやり方というのが、まだ確立されているわけではない。
              これから先生方も、自分の能力をそっちにもっていくという。
              つまり全部、いろんなことが大きく変わるタイミングです。
              今までのやり方を否定しないとできないところもあるので、
              大変だと思います。

自見   デジタルを夢のある方向へ活用していかないと、いけないと思います。

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