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デジタル改革担当大臣の平井卓也さん。ITで変わる医療現場。なぜCOCOAは不具合が起きたのか?

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4月11日(日)の放送では衆議院議員で、デジタル改革担当大臣/情報通信技術(IT)政策担当大臣/内閣府特命担当大臣の平井卓也さんに「ITと医療」について伺いました。

自見  医療現場のIT化について、お話をお伺いします。
    新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)。
    これまでも不具合が指摘されています。
    アプリの開発、難しいですか?

平井  アプリは、色々なところで開発されてますが、
    リリースされてもそれは完成品ではないです。
    そこを役所は慣れていなかったですね。
    常に未完成なものを世の中に出すので
    バージョンアップしてバグをとったりすることを
    日常的にやってないと、世の中にうまく出ていかない。
  
自見  体の免疫みたいなものですね。
    毎日がん細胞が出るんだけど、
                 キラー細胞が食べてくれているという。

平井  同じです。
    だから役所が慣れていなかった。
    今回は個人情報に配慮したため。
    でも決して難しいものではなかったと思います。
    不具合がでたり文句がでたりしたら、それを改善していなかいと。
  
自見  そういうものなんですよね。
    いきなり完璧なものが出来るわけではないということですね。
    またコロナ禍で注目を集めたのが「オンライン診療」。
    これについては?

平井  私は香川県出身ですが、
                離島の皆さんは「ぜひオンラインでやってくれ」と。
  
    お医者さんと話して薬を出してもらうのであれば
    島の人が船を乗り継いでわざわざ行く方がリスクが高いと思います。
    必要な局面が見えてきました。
    また絶対にオンラインではダメというのがあると思うんですよ。
    そこらあたりを医療現場のみなさんがわかってきたので。
    私は医療現場のみなさんに任せたらいいと思いますよ。
    
自見  また新型コロナの集計の際、ファックスを未だに使っているなど
    デジタル化の遅れが指摘されています。

平井  医療機器は先生方も最新の機器を使っていらっしゃいます。
    情報のやり取り、集計などは昭和初期と変わりません。
    仕事のやり方を変えていません。とんでもなくアナログです。

自見  使いこなすと便利です。
    使いこなすための政府の意志といいますか。
    きかくのところから変わっていくと、
                 この部分は一気に進んでいくと思います。
    この番組のタイトルは
                「すくすく育て、子どもの未来健康プロジェクト」です
                 最後にラジオの前の子育て中のママやパパへ。
                 メッセージお願いします!

平井  子供たちの持っているポテンシャルは無限だと思っています。
    これからデジタルが社会に実装されていくと
    今までよりも能力を発揮しやすい
                選択肢の多い社会になると思います。
    なので子供たちを勇気づけて、
                 常にインスパイアしてあげることが必要だと思います。
    パパやママは子育てを十分に楽しんでほしいと思います。

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