• Facebook
  • Twitter
  • LINE

日本ダウン症学会理事長の玉井浩先生。学生時代好きだった詩、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」

  • LINEで送る

11月15日(日)の放送では日本ダウン症学会理事長の玉井浩先生に子供の頃のお話をお伺いしました。

自見  玉井先生は小児科の医師であり、
    また23歳になるお嬢さんがダウン症ということもあり
    色々な方面から我々を導いてくださっている先生であります。
    この番組では、ゲストの方に子供の頃のお話をお伺いしています。
    玉井先生の、ご出身はどちらですか?

玉井  私が生まれたのは、高知県高知市です。
    私の父が日本赤十字社に勤めていて、
    医局の派遣で高知に転勤してきました。
    もう転勤はいいということで父はそこで産婦人科を開業しました。
    私はその後、生まれたわけです。
    高校生まで高知県で過ごしました。
    
自見  どのような場所で、どのような遊びをされていたんですか?

玉井  夏は学校のプールもありましたが、近くの鏡川という綺麗な川で
    よく泳いでいました。今から思うと、
    とても野性的だったと思います(笑)他に野球も好きで、
    小学生時代ランドセルは忘れてもグローブは忘れない、
    そんな野球少年でした。 

自見  子供の頃、どんなお子さんでしたか?

玉井  当時、朝日新聞主催の健康優良児という表彰制度がありました。
                小学校6年性の時、県代表となり、
    東京によんでもらって、もう一度体力測定などを行いました。
    残念ながら日本一にはなれませんでしたが
    健康ということを証明していただけたかなと思っています。
    確かに、ほとんど病気もせず、
    はしかと風疹で学校を休んだことはありますが、
    それ以外で休んだことはなかったと思います。  

自見  子供の頃、なりたかった職業は?

玉井  漠然と医者になるのかなと思っていましたが、それ以外でしたら、
    自動車の設計などのエンジニア、
    あるいは車のデザインなどに興味がありました。

自見  部活などのスポーツは?

玉井  中学高校の6年間、硬式テニスをしていました。
    大学に入ってからも硬式テニスを続けていまして
    西日本医科学生総合体育大会の、
    テニスの団体戦で優勝したりしていました。

淵沢  この番組では、子供の頃、
    出会った1冊の本についてお伺いしています。
    子供の頃、出会って影響を受けた1冊、お聞かせください!

玉井  どういう方面の本を読んでいたかといいますと
    「詩」を読んだり、覚えたりするのが好きでした。
    中原中也や島崎藤村などの作品は、よく読んだり暗記していました。
    島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」が、とても好きでした。

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >