9月27日(日)の放送では政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、東北大学大学院医学系研究科、医学部微生物学分野教授の押谷仁さんに「子供の頃」のお話をお伺いしました。
淵澤 子供の頃はどんなお子さんでしたか?
押谷 独りで遊んでいることが多かったです。
と言いますのも幼稚園を、すぐにやめてしまったんです。
江戸川の近くに住んでいて、そこの限られた空間で遊んでいました。
錦鯉を飼っている大家さんがいたり。
車椅子に乗っているお兄さんがいたり。
たくさんのコトをそこで学びました。
淵澤 憧れていた職業は?
押谷 本を読むことは好きでした。
やめてしまった幼稚園に通っていた近所の女のコに
「字」を教えてもらって、色々な本を読みました。
本で遠くの世界、色々な社会があるんだと学びました。
淵澤 そもそもなぜ、幼稚園をやめられたんですか?
押谷 イジめられて、それでもう行かないと。
淵澤 その時、ご両親は?
押谷 一度言い出したら聞かないと思われていたので。
諦めたんじゃないですかね?
淵澤 この番組では子供の頃、出会った1冊の本についてお伺いしています。
影響を受けた1冊、お聞かせください。
押谷 ようやく字を読めるようになった時に出会った『セトロの海』。
シャチかなんかの親子が海を冒険していく話でした。
非常に楽しく読んだ想い出があります。