5月10日(日)の放送では、UNICEF東京 事務所代表の木村泰政さんに子供の頃のお話をお伺いしました。
淵澤 小学校2年生から、ボーイスカウトの活動をされていたそうですね。
木村 ボーイスカウトでは「緑の羽の募金」や「公園の清掃活動」
「老人ホームへの訪問・交流」などの奉仕活動をしていました。
こうした活動を通じて、
社会に起こっている事柄を考えたりする習慣がついたような気がします。
淵澤 子供の頃、なりたかった職業は？
木村 獣医だったと思います。
淵澤 大学は関西外国語大学。
木村 英語がとても好きだったんです。
淵澤 留学したいという気持ちはあったんですか？
木村 英語を上達させるには、留学が一番てっとり早いかなと。
大学時代は春休みや夏休みなど長い休みはバックパッカーとして
色々な国を旅していました。
淵澤 留学はアメリカですよね。そこで素敵な教授に出会われた。
木村 そうですね。教授が元国連で勤務されていた方。
そこで紛争や和平プロセスなどを学んで
国連という組織が身近になりました。
淵澤 この番組では、子供の頃、出会った1冊の本についてお伺いしています。
影響を受けた1冊、お聞かせください。
木村 高校から大学に進学する時に初めて読んだ英語の本
「アルケミスト」です。
ブラジル人作家のパウロ・コエーリョの代表作です。
世界で最も読まれた本の第5位なんです。1位は聖書です。
主人公が様々な困難を乗り越えて
宝物に辿り着くという物語です。
ふたつ大きなメッセージがあります。
一つ目は、自分の夢や人生を探求して生きるのか？
それとも諦めて生きるのか？
二つ目は、常に心の声に従って生きていきなさい。
淵澤 読みたくなりました。
