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医学博士で「あきやま子どもクリニック」院長の秋山千枝子さん。子供の生活のリズムを整える「KU NERU ASOBU」

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3月1日(日)の放送では医学博士で「あきやま子どもクリニック」院長の秋山千枝子さんに「生活のリズム」の大切さについてお伺いしました。

淵澤 いま、私の手元には「東京都認証保育所 あきやま保育室」の
   パンフレットがあります。
   秋山さんが院長を務める「あきやま子どもクリニック」では
   関連施設として「保育室」もあるんですね。
   意外と違いがわからない方多いと思います。
   「保育室」「保育園」「幼稚園」の違いを説明してください。

秋山 就学前に子どもが通う施設には3つの種類があり
   厚労省管轄の「保育所」と文科省管轄の「幼稚園」
   そして内閣府管轄の「認定子ども園」があります。
   保育室や保育園という名称は俗称になります。

淵澤 私たちが普段言っている「保育園」というのは
   「保育所」になるわけですね。

秋山 そうです。
   また国の基準を満たしている認可とそれ以外の認可外施設があります。
   認可外にも、東京や横浜などが自治体独自で認定している
   保育所があります。それともうひとつ、最近増えている企業型保育所も
   認可外施設になります。

淵澤 パンフレットのページをめくりますと、0~2歳児クラス。
   この時期の子供に最も大切にしたいのが「KU NERU ASOBU」と
   ローマ字で書かれてあります。

秋山 保育で大切にしていることが生活リズムの確立です。
   食べて寝て遊ぶことのリズムを作ります。
   一定のリズムで生活をすると、子供達は生活に見通しができ、
   「次は何をする」といことがわかるんですね。
   食べたら次は「お昼寝だ」と自ら動くことが出来るんです。
   そういう生活リズムを大事にしています。

淵澤 また「絵本読み」も大事になさっているんですね。

秋山 保育室の目標の一つに、
   就学前までに絵本を3000冊読もう!があります。絵本は言葉を育むと
   ともに、概念の形成とか、親子関係にも、大変いい影響を与えます。
   一つ取り組んでいることに、保護者がお子さんを迎えに来られた時に、
   お子さんを膝に乗せた保護者の方、1組1組に対して
   保育士が絵本の読み聞かせをします。
   保護者の方にとって仕事から帰ってきて、これから家庭に戻る、
   気持ちの切り替えになればと思います。

淵澤 やられている保育士の方も、大変ですね

秋山 もともと小さい施設で始めました。
   そしてやっていくうちに「大事」だということがわかって
   子供達が増えても、しっかりスタッフが取り組んでいます。

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