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医学博士で「あきやま子どもクリニック」院長の秋山千枝子さん。7時30分からの早朝診療を行っているのはご両親の生活リズムを整えるため

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2月23日(日)の放送では医学博士で「あきやま子どもクリニック」院長の秋山千枝子さんに院長を務める「あきやま子どもクリニック」について、お伺いしました。

淵澤 けさは三鷹市にあります秋山さんが院長を務めます
   「あきやま子どもクリニック」について、お伺いします。

秋山 平成9年に三鷹市に小児科クリニックを開業しました。
   その5年後、平成14年に自宅で看病ができないお子さんをお預かりする
   病児保育をはじめました。
   また平成26年には重症心身障害児で医療的ケアを必要とするお子さんの
   デイケアとして児童発達支援事業所を開室しました。
   昨年からは産後から4か月になる前までの母子のための産後ケア事業を
   始めました。これらは地域のみなさんの声を聞いて必要だなと思っては
   じめました。さらに関連施設として東京都認証保育所や一時保育、
   子育て広場があります。クリニックと産後ケア事業所以外の施設は
   すべて同じビルに集約し、子育て支援施設として機能しています。

淵澤 「あきやま子どもクリニック」を開業されたきっかけは?

秋山 現在は重症心身障害児者施設ですが、前身の肢体不自由児施設の時に
   小児科医として10年間勤務しました。障害をもつ子供一人一人に、
   医師・看護師・保育士・リハビリ職・心理士・栄養士と多職種が関わるん
   ですね。障害がある子供だけではなく、障害のない子供たちも、
   生活の中でつまずくことがあります。その際に多くの大人が自分の専門を
   活かして対応することができればと思いました。
   またグレーゾーンといわれる子供達も多く、
   予防的な視点から早期にかかわることが大切だと思っていました。

淵澤 専門家の方が見て下さると思うだけで親は安心します。
   そして!開業当初から続けていらっしゃることがあるんですよね。

秋山 早朝診療。朝の7時30分から始めています。

淵澤 早いですね。

秋山 子供達や家族の生活リズムを大切にしてもらいたいという願いが
   あったからです。
   家族が病気になった時は、いつもの生活ができません。
   子供達は夜中に熱を出したりします。そうするとそこから家族のリズムが
   変わっていきます。朝早く診療してあげれば、
   そのあとの1日のリズムが組み立てられ、
   安心に過ごせるのではなかいと考え、早朝診療をはじめました。

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