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畳の不思議な魅力に迫る!!!

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『ヤクルト Presents
     これホント? オトナの科学ラボ!』
 
ここは有楽町にある秘密の研究所 オトナの科学ラボ。
この研究所では様々な出来事や噂を
〝オトナの科学〟で解明していこうと、日々取り組んできました!

今夜、科学の力で迫るのはこちら…
「日本人でよかった、畳の不思議な魅力に迫る!」

静岡市のラジオネームはじめての物件は3畳でしたさんからこんなメールが…

この春、息子が大学に合格して東京で1人暮らしをすることになりました
先週、一緒に物件探しにいってきました。
30年前に私が東京で暮らした時は、三畳のアパートだったなぁ
なんて思いながら、部屋をいくつか見ましたが、いまは畳の部屋なんて
ほとんどなくフローリングばかり!もっと畳の良さをアピールできれば
いいのに…と思っちゃいました

りさぽんのおじいちゃんは
なんと畳職人だったそうです!
りさぽんも畳大好き!!

全国畳産業振興会によれば、畳は日本固有の敷物で
その歴史は古事記にまでさかのぼるそうです。
現在の畳に似た構造になったのは平安時代で
板敷に寝具として畳を置くという使い方で、身分によって畳の厚さや
へりの柄や色が異なったそうです
やがて部屋全体に、畳を敷き詰めるようになり、江戸時代には
庶民にも普及し、畳屋さんや、畳み師さんが、活躍したそうです
実は湿度が高い日本の気候には、畳が最適だと言われていまして
一枚の畳が、およそ500ccの水分を吸収し、
部屋が乾燥してくると逆に、部屋を適度に潤してくれる
エアコンのような作用をするんです。
また畳の原料となるイ草は、直系1,5ミリくらいの細い草ですが
断面はスポンジ状になっていています、また同じく畳に使われるワラも
ストローのように空洞になっています。どちらも弾力があり
空気をたくさん含むため、熱を遮断する断熱効果や防音効果があります。

また畳表(たたみおもて)には二酸化窒素ガスやシックハウス症候群の原因に
なるホルムアルデヒドなどを吸収する作用があり、空気清浄機のように
室内の空気をきれいにしてくれる働きもあります
それから新しい畳の部屋に入ると、なんともいえないいい香りがしますが
イ草には「フィトンチッド」という成分も多く含まれています。
フィットンチッドは、樹木などが発散する物質で
消臭・脱臭効果、リラックス効果、不眠症に効果があるアロマ効果や
鎮静・ストレス軽減などをもたらすと言います。
さらに 北九州市立大学国際環境工学部の森田洋(ひろし)先生が率いる
研究チームが、小学生と中学生およそ300人を
「フローリングの教室」と「畳の教室」に分けて「算数の問題」を解かせた所
、「畳の教室」の方が成績がよかったそうで
畳には「集中力向上持続の効果」があるという研究報告もあるそうです。
ただしフローリングと比べると、畳にはダニなどがすみつきやすく
アレルギー反応で、喘息になったり、体調を壊すことがあるという報告もあるそうです。
そのため、最近は防虫効果や抗菌効果のある畳も開発されています。

りさぽんの調査結果でした…♪

ヤクルト本社でも、いろいろな研究に取り組んでいきす。
ホームページに様々な情報を掲載していますので、
ぜひ〝ヤクルト サイエンス〟で、検索してみて下さい!

『ヤクルト Presents  これホント? オトナの科学ラボ』
このコーナーは荘口彰久アナと坂本梨紗さんでおおくりしました。

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