『ヤクルト Presents
これホント? オトナの科学ラボ!』
このでは様々な出来事や噂を
〝オトナの科学〟で解明していこうと、日々取り組んでいます。
今夜、謎に迫るのはこちら…
~頂いたメールをご紹介~
川崎市中原区の あゆみさん
我が家には、タロウという猫います、ほかの猫を飼ったことがないので
比較できませんが、結構しゃべるんですよ。
お腹空いたよぉ、とか、外に出たいよぉ…と言ってるのかなと
思いますが、猫の言葉はどこまでわかるのでしょうか
という相談です。
助手の坂本梨紗こと「りさぽん」の調べによると…
スウェーデンのルンド大学で音声学研究者である
スザン・ショッツ先生が、長年、猫の鳴き声を研究されていることが分かりました。
実はショッツ先生も、猫が大好きで、猫を飼われているそうです
ショッツ先生によれば、猫が「ニャー」と鳴くのは、ほとんどの場合
人間に話しかけているのであって、他のネコに対して鳴くことはあまりないそうです。
実験では、飼い主に声をかけられた時の猫の鳴き声の旋律を分析して
どんな時に、どんな声でなくのか
いろんな種類のネコにも同じ規則性が見られるのかを調べているそうです。
この実験、2015年頃からスタートしているようですので
まもなく一定の法則…猫の言葉辞典のようなものができるかもしれません
動物の行動を、人工知能、AIを使って言語化しようという研究は
世界各地で行われているようです。
たとえば、アメリカの北アリゾナ大学コンスロボチコッフ教授は
30年間にわたってプレーリードッグの行動を観察するなかで、
プレーリードッグは、仲間同士での呼びかけ方を敵の種類によって
変えていて、その鳴き声には一定のパターンがあることを発見したそうです
こうした動物の鳴き声のアルゴリズムをほかの動物にも応用して
AIの力を使って分析、研究すれば、プレーリードッグだけでなく
猫や犬はもちろん、あらゆる動物の考えを人間が理解できるようになるかも…
ということです。近い将来実現することを確信した教授は
会社を立ち上げて鳴き声解明プロジェクトに取り組んでいるそうです。
最新の科学の力を使えば、ペットとの絆を深めるだけでなく、たとえば
畜産業で飼育している牛や羊などとの交流も可能では…と言われています。
今現在、猫の鳴き声を正確に把握することはできませんが
多くの科学者たちの活躍で、恐らく10年以内に
動物の思いを判別するデバイスが登場するとも言われています。
The Guardianによれば、未来学者のWilliam Highamは
「10年以内には犬と話すことができるデバイスが実現するだろう」と言われています。
番組では、あなたが疑問に思おう『オトナの世界』を
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発表は発想をもって、かえさせて頂きます。
またヤクルト本社でも、いろいろな研究に取り組んでいます。
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