勇気のいらない簡単声かけ&サポートマニュアル【エッセイスト・三宮麻由子監修】

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「第41回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に、エッセイストで絵本作家の三宮麻由子(さんのみや・まゆこ)さんが出演しました。

<プロフィール>
1966年生まれ。東京都出身。幼くして、視力を失い、筑波大付属盲学校を経て、上智大学のフランス文学科へ進学。現在は外資系通信社に勤務。2001年に「そっと耳を澄ませば」で日本(にほん)エッセイスト・クラブ賞を受賞。2009年には点字毎日文化賞を受賞されています。これまでに出された本は、エッセイ・絵本などをまとめて、およそ30冊。

三宮麻由子さんが、このミュージックソンのために、『勇気のいらない簡単声かけ&サポートマニュアル』を監修してくださいました。番組で紹介した内容です。

<素朴な疑問編>
声をかけようかどうしようか・・・迷ったときは、積極的に声をかけ、周りの状況を知らせましょう。
そこにいる人、何かできる人は「あなた」です。

<声かけ路上編>
どんな場所でも、状況によって助けが必要です。声かけは早めに。
誘導するときは、白杖を持っていない側に立ち、ひじにつかまってもらいます。
誘導が終わったら、必ず安心できる目印に触れてもらってから分かれます。

<声かけ鉄道施設・バス編>
駅の人ごみ、電車のホームでの声かけは、特に助かります。
ヘルプされる側が慣れたルートを優先して歩きましょう。
バス停では列に並べるように誘導しましょう。

<声かけ買い物編>
余裕があれば手を貸しましょう。店員さんへのバトンタッチも助かります。
ヘルプするときは、棚の前に誘導し、まず商品の大きな分類を説明します、
希望のジャンルを聞いて、必要な情報を読み上げましょう。
レジ打ちは商品と値段を読み上げながら行いましょう。

<声かけ番外編>
エスカレーターでは、真後ろから白状を持っていない方の手をとって、ベルトの位置を確認してもらいましょう。
エレベーターでは、降りる人が終わったことを知らせて「開く」のボタンを押して待ちましょう。
階段では、押したり引っ張ったりしないで、道をあけましょう。

 

放送した内容は、radikoタイムフリーでお聴きください。

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