筑波大学付属盲学校の生徒インタビュー【斉藤由貴レポート】

「第42回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」にて、斉藤由貴による筑波大学付属盲学校の取材レポートを放送しました。

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先日、筑波大学付属盲学校で、6年生に日ごろ生活で困ったことをインタビューしました。

一人下校で、人にぶつかってしまうことがある。
家の近くに信号機が少なく、点字ブロックがないところが多く、わかりにくい。
音の出る信号機のない場合は、車の音で判断するが、信号を無視する車がたまにいて怖い。
人にぶつかり痛いと言われる。
ホームの乗り降りで、ホームの隙間を白杖で確かめて、下車しようとするが、隙間が広すぎてわからないことがある。

初めて歩くような場所で、周りの環境がわからないと、パニックになることがあるそうです。音の出る信号機の必要性を感じました。また、人にぶつかったときに返事がないと、不安になるそうです。声をかけてあげることが大事ですね。
続いて、将来やりたいことをインタビューしました。

音楽関係の仕事をしたい。作曲など。
漫画家になりたい。
英語の先生になりたい。
おもちゃ作りをしたい。障害者も含め、みんなが遊べるおもちゃを作ってみたい。
パソコンで仕事をしたい。
東京パラリンピックに出てみたい。

みんな具体的に夢を持っていました。自分でできることを見つけていて、楽しんでいる様子が、嬉しく感じました。


放送の模様は、radikoタイムフリーでお聴きください。

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