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本田武史さんがカナダ時代、コーチから言われた大事な言葉とは?

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今回のゲストは、
長野、ソルトレークと2度のオリンピック出場を果たされた
日本男子フィギュアスケート界のレジェンド的存在、
本田武史さんです。




今回は、本田武史さんの『相棒』=「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
 
−スケート靴は当たり前としてもう一つが?



こだわりの用具は縄跳びなんです。
ウォーミングアップとかトレーニングにも使います。
2重跳び3重跳びがすごく楽しくて。
4重跳びまでできます。
4重跳びは1回ですが、
3重跳びなら50回くらい飛べますね。

 
 
−この縄跳びのどこにこだわりが?
3重跳びがやりやすい縄跳びなんですよ。
グリップが長いのが好きですね。
立った状態で2重跳びを100回くらいやりますね。
 
 
−なぜフィギュア選手は縄跳びをやるんですか
やはり連続ジャンプのタイミングや、
ふくらはぎや足首の使い方が似ていますね。
ロシアの女子選手で4回転飛んでいますが、
縄跳びで3重跳びを軽々やりますからね。

 
 
−フィギュアの選手たちって体の線が細いのに、
 なぜあんなに飛べるのでしょうか?

無駄な肉、筋肉が無いんでしょうね
僕らのころは、男子は筋トレしていたんですが、
今の選手たちは筋トレはほとんどしないです。
自重でやる程度ですね。
瞬発力とスピードが大事かなと。

 
 
−靴に対するこだわりは?
同じメーカーで10何年使っていましたね。
靴はスイス、ブレードはアメリカ。
高校2年からずっと同じものを。
靴は年1回交換するんです。
ブレードは1~2年使います。

 
 

−背番号11は?
高校の時にジュニアの日本代表に選ばれて、
その時も11だったんですが、
いいプレーが出来たので、
いいイメージを持っていたので付けさせて欲しいと。
特別な数字ですね。
 

 
−リクエスト曲は?

Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」です。

直訳ですね、明日は分からないよと。
それだったら今を!と。

 


そんな本田武史さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

 
-解説者としての本田武史さん。
 羽生選手、四大陸選手権優勝、強いですね?

オリンピック連覇したときのプログラムに戻して、
ショートプログラムの世界最高得点更新。
中々できることではないです。
その時の自分を越えられるのか?
という葛藤もあったはずです。

 
 
-ジュニアも着々と育ってきていますね?
鍵山 優真選手は北京オリンピックの代表争いに入ってくると思います。
僕の先輩の鍵山さんの息子ですね。
世界でも注目されている選手です。
楽しみですよね。

  
 
-フィギュアって才能のスポーツですか?
そうですね。天才も努力も才能だと思います。
それが両方合わさると強いですね。


そんな本田武史さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
Whatever it takes

カナダに行ったときに、その時のコーチから言われた言葉です。
「それを獲るためには何でもするよ」という意味ですね。
ソルトレークオリンピックの時にも言われて。
キーホルダーも持っているので。
コーチが作って選手たちに渡してくれたんです。
目標に向かってやることやろうという意味合いですね。

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