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アテネ五輪、バスケ女子日本代表・原田裕花さんのチカラになった言葉とは?

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今回のゲストは、
1996年のアトランタオリンピック女子バスケットボール日本代表、
原田裕花さんです。




今回は、原田裕花さんの『相棒』=「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
 
−バスケットシューズとかではないんですね?

こだわりの用具では無いんですが、
膝の中に埋めていたビスですね。
骨と靭帯をつないでいたものです。
これがあったからオリンピックまで行けました。
 
 
−これはどのくらい原田さんの体に入っていたんですか?
1年くらいですね。
自分でも見たときにビックリしました。

 
−怪我をするまえの原田さんが100だとすると、
復帰してすぐの原田さんはどのくらいまで回復したんですか?
筋力もガクンと落ちて50%くらいしか戻ってなかったですね。
足は10センチくらい細くなりました。
でも、この試合でアピールしないとメンバーに選ばれないと思って
一か八かプレーしました。
 
 
−会心のプレーはできたんですか?
10分間くらいのプレーだったんですが、
いつもよりいいアシストや速攻と、
自分のプレーが出来ましたね。
ゾーンに入った感覚もありました。

 
 
−日本代表のユニホームも持ってきていただきました。
 

いままでの日本のバスケのユニホームは、
白と赤だったんですが、
アトランタオリンピックの時は、白と黒に変えると。
黒は相手に対して強そうに見えるんじゃないかということで、
作られたものです。
 
 

−背番号11は?
高校の時にジュニアの日本代表に選ばれて、
その時も11だったんですが、
いいプレーが出来たので、
いいイメージを持っていたので付けさせて欲しいと。
特別な数字ですね。
 

 
−リクエスト曲は?

AIの「ハピネス」です。

タイトル通りハッピーな気持ちにさせてもらえるので。
一人じゃない見てくれている人がいるよと。
私自身笑顔を大切にしているんですが、
笑顔の力をこの歌にも感じるので気に入っています。

 


そんな原田裕花さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

 
-リオ、東京と連続出場になります、これは大きいですか?
リオを経験したメンバーもいますし、
経験は財産だと思います。
初めての子たちに伝えていけるのは大きいですよね。
 
 
-今の日本代表に必要なものは?
それが無くなってきているんですよね。
本当にいい感じになっています。
ただ、いま世界中が日本が強敵として認めて、
研究していますので、その中で戦っていくので、
厳しさはあると思います。
  
 
-メダルは手の届くところにある?
そこにあると思います。
問題は色ですよね。
アメリカに対してとなると、
工夫と作戦が必要だと思います。
ただ、アメリカとガチの勝負でも戦えるところまで来ています。
 
 
-今の女子バスケの日本代表の選手たちは何を目指してやっているんでしょうか?
一つは、もっと女子バスケを知ってもらいたい、
盛り上げたいという思いだと思います。
それが、オリンピックで結果を出すことで
より広がると思うので、やっていると思いますね。

 


そんな原田裕花さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『自分を信じろ、仲間を信じろ』

これアトランタオリンピックの時の言葉ですね。
勝利の10か条があったんですが、
この言葉が最後にあって、
チームメイト全員で手を繋いで言うんです。
これを言うときに、強い気持ちになって、
バァ~っと鳥肌が立って、
緊張することなくコートに入れた言葉だったんです。
心強い言葉ですね。
このメンバーでオリンピックを目指してやってきたという思いと、
みんないるんだと、視野を広げてくれる言葉。
色んな人に支えられてコートに立てると、
そういう思いにさせてくれましたね。
アトランタの時のメンバーは、
本当にいいチームだったなと思えますね。

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