• Facebook
  • Twitter
  • LINE

怪我で離脱する里崎さんに福浦さんがかけた言葉とは?

  • LINEで送る

今回のゲストは、
元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで、
2006年のWBCワールドベースボールクラシックで
侍ジャパンの優勝にも貢献、
現在は、野球解説者としてもご活躍!
里崎智也さんです。




今回は、里崎智也さんの『相棒』=「こだわりの用具」に迫りたいと思います!

−里崎さんのギアといえばこれしかないというものですね?
そうですね。
キャッチャーミットです。


 
 
−縦長というかファーストミットっぽく見えるんですが
ZETTの二大巨頭のキャッチャーというと、
古田敦也さんと伊藤勤さんなんですが、
古田さんのミットってめちゃくちゃ大きいんです。
伊藤さんのミットはめちゃくちゃ小さいんです。
両極端なんです。
僕はどっちも使いこなせないんですよ。
だから、両方のいいところを取って間の大きさにしています。
 
 
−1年にどのくらいミットを変えるんですか?
8年間このミットです。
16年間の現役生活でエースのミットは4つしかないので。
この初代を8年間使いました。
 
 
−形状は一緒なのに違うんですか?
この初代を超えるものは無いです。
16年間で200個くらい作ってもらっていますが、
これは唯一無二です。
バイオリンのストラディバリウスみたいな感じです。
手を一緒で、ミットの先端まで神経通ってるんですよ。
僕がパスボールがダントツ少ない、
歴代1位を保てたのはこのミットのおかげです。
 
 
−痛みますよね?
オフの期間にオーバーホールといって
縫ったり、布を張り替えたり、細かく修復するんです。
でも、最後は大掛かりな修理が必要になって、
勝負をかけてしたんですが、
使えるレベルに達しなかったので引退しました。
 
 
−里崎さんが使えるミットのレベルというのは?
使えるミットかどうかは1秒でわかります。
左手を入れて、
ミットが手に吸い付いてくる感覚があれば合格です。
道具が僕に合わせてくれないと意味がないので。
 
 
 
−リクエスト曲は?

BoAの「Be the one」です。
僕が打席に入るときに、登場曲として掛かっていた曲です。
BoAが支えてくれていましたね、僕の現役時代の音楽は。
ライブも行かせてもらっていましたが、
圧倒的歌唱力、パフォーマンス、声の心地よさ、
バラードからハードまで幅広い音楽性。
最高ですね!
 


そんな里崎智也さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』


 
-古巣のロッテといえば、ルーキー・佐々木 朗希投手、素材としてはどうですか?
素材としてはいいですが、
プロで成功するかどうかは別の話ですね。
プロと高校生ではレベルが違いすぎるので、
どうなるかは未知数です。
 
 
-高校を卒業してすぐに活躍してきた投手と比べてどうですか?

結局は、一番難しいのは、1年間怪我無く
ベストパフォーマンスで出場できるかどうかです。
アマチュアは、多少負けても、
ピッチャーなら多少打たれても、
中心選手であれば代えられないと思うんです。
でも、プロは代わりはいくらでもいるので。
  
 
-強豪校は負荷をかけていますが、彼は公立高校ですしね
チームの競争を勝ち上がってきたわけではないので。
体力的にどこまで向上できているのかですね。
  
 
-古い話になりますが、去年の岩手県予選の登板回避はどうご覧になりました?
客観的に見て、話が矛盾してて分かりにくいなと。
けが防止なら、194球を投げたのは明らかに投げすぎですし。
それなら最初から80球で交代していけば、
毎試合投げれましたし。
勝ちを優先しているのか、健康を優先しているのか
全部の戦い方を見ていて全く分からなかったですね。
  
 
-投球制限で「1週間500球」ていう制限については?
作る必要なかったと思います。
1週間で500球て絶対超えないです。
1週間で中1日で3試合、150球投げても届かないんです。
ただ、準備期間も無い中で仮に、1週間400球とかにしちゃうと、
強豪校はいいですが、公立高校などは、
そこまでピッチャー居ない、400球を超える、となってしまうので、
一応の上限を設けて、準備期間なのかなと思いますね。
 
 
-東京オリンピック、侍ジャパンに期待することは?
楽勝で金メダル行けると思います。
メジャーリーガーが出ない。
地元開催で6チームしか参加しない、
アドバンテージがあると思います。
普通にやれば普通に勝てると思います。
 


そんな里崎智也さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『待ってるからな』

2004年のボビーバレンタイン監督が来て1年目の時です。
さあ、これからレギュラー獲りというときに、
開幕早々半月板が割れて手術になったんです。
膝が曲げも伸びもしない中、その日は福浦さんと試合後に、
横浜アリーナへBoAのコンサートに行く約束をしていたので、
福浦さんの肩に担がれてコンサートに行ったんです。
その時に、福浦さんが「待ってるからな」って声をかけてくれたんです。
「頑張れ」と言ってくれる人が多い中で、
福浦さんの「待ってるから」は、じ~んと来ました。
「帰る場所があるんだ」と。
いまだにその一言は鮮明に覚えていますね
人間だれしもそうですけど、帰る場所があるって温かいですよね。
気合で1か月で復帰しました。

*************************************

里崎智也さんのユーチューブも野球に関する表・裏話満載です!!
https://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww

*************************************

聖教オンライン

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >