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バスケ界のレジェンド・長谷川誠さんが能代工業の加藤監督に言われた言葉とは?

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今回のゲストは、
バスケットボール元日本代表で、
現在は、東京オリンピックの新種目、
3人制バスケットボール「3×3」の日本代表コーチを務める、
長谷川誠さんです。
 



今回は、長谷川誠さんの『相棒』=「こだわりの用具」に迫りたいと思います!

−やはりバスケットボール選手にとっての相棒といえば?
バスケットボールシューズですね。
プロ契約をしてからMIZUNOのランバードで作ってもらった
オリジナルのシューズですね。
 

−ランバードのマークが小さいのもその時代には斬新ですよね?
そうなんです。今までにないデザインですよね。
バスケってダッシュして急に止まらないといけないですが、
その時、足首や股関節、腰への負担がかかりますよね。
その負担をかけないための足の指の使い方が、
このシューズを履いてからこのシューズで出来るようになりました。
止まってからの一歩が速くなったと思います。

−これは足型も取って?
そうですね。何回も作り変えてもらって。
開幕戦も履いて、担当者に3足くらい持って来てもらって
ハーフタイムに変えてもらいました。
その当時、というか、
今もハーフタイムに変えるなんて事ないと思います。
担当者も大変だったと思います。
 
 
−わがまま言ったんですか?
かなり言いましたね(笑)
紐が見えないところにも通っていて、
足全体を締めているんです。
フィット感、足を包むような感覚ですね。
 

−これは工場のラインにも乗せれないし大変だったでしょうね?
一つ一つ手作りだったはずです。
一番気に入ってるのは、シューズの後ろに、
ボクのイニシャル「M」と「H」が入ってるところですね。
MIZUNOさんにお願いして、17年間履いていました。

−リクエスト曲は?
マライア・キャリーの「
Heroです。
歌詞が好きで、
自分の中にヒーローがいるんだよとそんな歌詞なんです。
落ち込んだ時とか、怪我の時とか、
落ち込んだときにこの曲を聞いて励まされてました。


そんな長谷川誠さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-5人制と3人制バスケットボール「3×3」、何が違うんでしょう?
3✕3は、コートはハーフコートです。
得点も違っていて、3ポイントが2点、2ポイントが1点になります。
ボールのサイズは、6号ボールでやります。
色も黄色と青でカラフルですね。
ちなみに、5人制のワールドカップなどで使用するのは、7号ボール。
NBAは、6・5号ボールです。
 

-ボールのサイズが1号違うと何が変わりますか?
扱いやすくなります。
片手で持てるサイズになるので。
 

-選手に求められる資質に違いは
2点ショット、外から打てる選手が大事になります。
得点が倍になりますから。
5人制の3ポイントは1・5倍ですが、3✕3は、倍なので。
 
 
-世界的な勢力図は、5人制と同じなんですか?
ちょっと違っていて、セルビアが強いですね。
ただ、オリンピック種目になったことで、
徐々にアメリカも力を入れてきて、
元NBA選手を入れたりしてきたので、
上位に来ると思いますね。

-今の日本代表は、3✕3専門の選手なんですか?
専業の選手とBリーグと兼務している選手、両方いますね。
5人制、Bリーグでやっている選手の技術は高いので、対応できます。
ボールのサイズやルールが違っていますが、
根本的に、シュートを打つ、ドライブで切り込む、
スクリーンでのディフェンスなんかは、5人制と同じですからね。
 
 
-日本代表は、世界でどのくらいの位置にいますか?
アジアでベスト4に入るかどうか。

オーストラリア、ニュージーランド、中国、モンゴル。
モンゴルは、5人制より3✕3の方が可能性があると思っているんですね。
日本も勝ったり負けたりです。

-プロのバスケ選手で食べていける時代ですが、3✕3の選手たちは食べていけるんですか?
私が知ってるだけで5〜6人は食べていけてますね。
これからどんどん増えてくるはず
東京オリンピックで、メダルが取れれば、
今後3✕3で1億円プレーヤーが出てくる可能性もありますので、
期待して欲しいと思いますね。



そんな長谷川誠さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『常に努力』

能代工業の加藤三彦監督から言われた言葉です。
常に努力し続けろと、大学に行く前に言われた言葉ですね。
今も思っています。
自分が決めたことをやり続けるということですね。
ちょっとしたことなんですけどね。
今、体重が100キロを超えたんですが、
2ヶ月後には10キロ痩せると宣言したので、
しっかり痩せます!


 

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