今年1月ミャンマーで行われた寺子屋学校贈呈式の翌日は
ヤンゴン中央駅にて番組取材を行いました。 ヤンゴン中央駅 ↓
ヤンゴン中央駅でミャンマー国鉄のスタッフとゲスト 遠藤隆さんと。
世界各国の鉄道事業のコンサルをする「日本コンサルタンツ株式会社」
鉄道の案件作り、設計、施工監理、運営・維持など、
鉄道システムをサポートする会社です。
現在、ミャンマー国鉄の技術支援、人材育成事業に関わっています。
3月4日は、日本コンサルタンツ株式会社の特別顧問の遠藤さんにヤンゴン中央駅にてインタビューした模様をお届けします。
(遠藤さんと、阿部さんのツーショット!)
ミャンマー環状線は全長45.9キロ、39駅。日本の山手線みたいなものですが、一周3時間!一律20円。
案内板も特にありません ↓ これが一応案内板?!
電車が来ない間は線路に座って待っている人も。
また日本の電車も沢山走ってます。
ホームが低いですね
ヒトやモノの流れの大動脈となるための基幹鉄道の増強計画に、いまミャンマー国鉄と取り組んでいるのが、日本コンサルタンツ株式会社。
最大都市ヤンゴン市内を巡る環状線の工事がスタートし、ヤンゴンと第2の都市マンダレーをつなぐ 長距離路線も着工。電子連動装置の導入や
2017年からはメンテナンスの技術支援も開始しています。さらによりよいサービス提供の向上にむけての指導もスタート。それはそれは、携わる方々の苦労は計り知れないです。
2003年から段階的に日本のディーゼル車両がたくさん入りました。今も日本の中古のディーゼル車両は250車両ありますが、うち半分近くしか走っておりません。その理由はメンテナンス方法を知らなかったからとか・・・。もちろん当時の(軍政)ミャンマーの財政面も厳しい状況でしたし、やり方も当然わからない、そこで、2013年から、日本コンサルタンツ株式会社は
まずは摩耗した線路のメンテナンスから ミャンマー国鉄スタッフに指導しはじめたそうです。
地道な作業ですね、人材育成と技術支援。人が人に伝えていく神髄です!!
日本の専門家に来て頂いて、ミャンマーのエンジニア600人ほどを指導してもらったとか。しかも2年
すごくないですか!!
2020年には日本の新車両をミャンマーに導入するということで、
この先ガラッと変わるミャンマー鉄道
日本の企業が海外な鉄道事業に一翼を担っているのは素晴らしいですね。
3月4日は これまでの関わりやご苦労を伺いながら、ミャンマーの鉄道の未来を担う日本企業として
果たす役割を伺っていきます。どうぞ鉄道ファンお楽しみに?!
この素朴さも魅力的なヤンゴン中央駅。