今月お迎えしている阿川佐和子さん。
作家やタレントとしての活動はみなさんご存知だと思いますが…最近は女優としても活躍。

これまで演じた経験がないなかで、どのようにして演じていったのかというと・・・

あの「陸王」でも最初はドキドキ、しかも練習（本合わせ）もできず
ほぼぶっつけで撮影をすることに・・・

そんな阿川さんが初めて発する
「みんな絶対間に合わせるよ！」というセリフに対して
阿川さんはスタッフの方に「自然でいいんですよね？」と聞くと
「自然ではだめ！」と言われて、「ではどうすれば・・・？」と聞くと
「まずは大きな声をだしてください」と言われたそう。
でも、何度大きな声をだしてもNGを出され、なかなかOKがでない！
そこで阿川さん、お好きなゴルフでコースで口にする「ファー！」という要領で大きな声をだしたところようやくOK！
後で「その声がでるなら大丈夫」といわれて、そこからずっと演じることができたそうなんです。

またセリフのニュアンスわからず、悩んでいた時に主役の役所浩二さんにアドバイスを求めると
「普通にいえばいいと思います！そうすれば周りが受け止めます。自分一人で作ろうとしないほうがいいです！」というアドバイス。
そこで初めて阿川さんはドラマは役者同士が個性をだして作りあげる、まさにオーケストラのようなものと感じたそう。
そんなアドバイスから見事に演じ切ることができたそうですよ！

大きな声、気負わずに自然に、そして他の人と一緒に協力して作り上げる。
これもドラマに限らず、どんなシーン、どんな仕事でも大事なことですね！

毎回部勉強になります！