リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガーの七海うららによる
初のラジオ冠番組「ミリアド・ジェネティクス presents 七海うららのパラレルーム」。
4月20日の放送は、先週に引き続き、フィギュアスケーターの鈴木明子さんとお送りしました。
今回は、鈴木さんが過去に苦しんだ摂食障害について伺いました。元々は、フィギュアスケーターとして美しい体のラインを見せたい、ケガなくジャンプを飛びたいという向上心からの体重コントロールでしたが、いつしか太ることが恐怖になっていったといいます。本格的に症状に気付いたのは大学に進学した18歳から。親元を離れ、自分自身で食事管理をするようになった当時のことを振り返ってお話してくれました。
鈴木「親の管理下じゃなくなるからわりと好きなものを食べれるのかなと思ったんですけど、管理がないからこそ自分でやらなきゃいけないと思うと、スケーターとしてもっとうまくなりたいからこそ絶対太っちゃだめなんだって体重に執着しちゃったんですよね。いつしかスケートがうまくなることが目標じゃなくて、とにかく体重さえ落ちてれば安心しちゃうっていう体重だけに囚われている時期になってしまって。今、よく考えてみたらスケートを上達させるために体をコントロールするっていうのが手段としてあるんですけど、それが目的になっちゃってたんですよね」
七海「逆転しちゃったんですね」
鈴木「その時、自分では気づけなかったんですよ。その時は食べなきゃいけないことはわかっても、怖くて食べられない方が勝つんですよ。これを食べるとまたブクブク太っちゃうみたいに、自分が悪い方に考えてしまっていて。心もコントロールできない、食事もコントロールできない状況で、最終的に160センチで47キロぐらい高校生のときにあったのが、32キロ以下だったんですよ」
七海「え!? 32キロ・・・」
鈴木「これ以上だと入院だっていわれるギリギリのラインにいるくらい。でも15キロ落ちるって考えられないじゃないですか」
七海「考えられないです」
鈴木「でも止められないのがこの病気の怖さなんですよね。もちろんスケートもできなくなってしまいましたし、大学にも通えなくなって地元に戻って療養をはじめるんですけど、でもやっぱり、自分がなにが今後したいのかなって考えたときに、スケートが原因でこうなってしまったけど、やっぱり自分がいるべきところってスケートが好きなんだなってところがあったので、そこをまたもう一度自分が治す目標にして、ようやくそこから少しずつでしたけど取り戻していく形でした」
七海「そうだったんですね」
ご自身の闘病をきっかけに、改めて自分のやりたいことや夢を見つめ直した鈴木さんの心の変化。貴重なお話をありがとうございました!
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