音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第170回目のテーマは『真夏の太陽ソング』。
盛夏、猛暑、酷暑。もはや「夏」は謳歌する季節ではなくなりつつある昨今の日本ですが、
それでもやはり「夏」の暑さ、眩しさには、どこか向こう見ずなパッションがあります。
夏といえば太陽!ということで今回は、「夏の太陽ソング」をお届けしました。
まず1曲目は、橋幸夫さんで「恋と涙の太陽」。
いわゆる「橋幸夫・リズム歌謡」全盛期の曲で、メキシコの音楽マリアッチが、
ジャズやロックと融合した「アメリアッチリズム」と呼ばれるジャンルの和製版です。
66年の6月と言えば、ビートルズが来日した時期でもあり、
日本ではこのような「リズム歌謡」が爆発的な人気を博していた、
そんな今から約60年前の日本の若者の夏を感じて頂きました。
お次は、80年代、日本の夏がもっともキラキラ、
ギラギラしていた時代の「太陽ソング」を一気に聴いて頂きました。
この時代になると「太陽」という言葉は、特にポップスの歌詞では、
「サン」「サンシャイン」「サニーサイド」などといった英語に置き換えられることが主流になり、
あえて「太陽」と日本語で歌うと、何かより情熱的であったり、
妙にアダルトな雰囲気を漂わせる向きもありましたが、
一方で真正面から「太陽」と歌うことでしたたかな無邪気さを醸す、
そんな効果もあったように感じます。
まずは、EPOさんが86年にコカ・コーラのCMソングとして歌った「太陽にPUMP!PUMP!」、
さらには松本伊代さん83年のシングル「太陽がいっぱい」、
原田知世さん88年のシングル「太陽になりたい」、そしてセイントフォー85年のシングル「太陽を抱きしめろ」。
いずれも女性ボーカルによる様々な「太陽」をご堪能いただきました。
お別れの曲は、光GENJIで「太陽がいっぱい」。
ミッツさん的には、自分がなりたくてもなれなかった少年像が詰まった、そんな楽曲なんだそうです。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2025年8月10日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
2025.08.03
2025年8月3日放送『真夏の太陽ソング』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.07.27
2025年7月27日放送『ザ・男の熱唱』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.07.20
2025年7月20日放送『ピアノイントロ楽曲』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.07.13
2025年7月13日放送『外国人歌手が日本語で歌った曲』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.07.06
2025年7月6日放送『女性シンガーが歌う”ぼく”』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...