古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2025.04.06

2025年4月6日放送『いしだあゆみ特集 Part.1』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第155回目のテーマは『いしだあゆみ特集 Part.1』。

残念ながら先月お亡くなりになった、いしだあゆみさん。

たくさんの名曲を残されたレジェンドシンガーでした。

また、星屑スキャットのライブでいしだあゆみ楽曲をカバーしたりと、

ミッツさんともご縁を感じるお方でした。

ということで、今回は「いしだあゆみ楽曲特集」をお送りしました。

 

まず1曲目は、1978年発売の「今夜は星空」。

喜多篠・拓郎コンビはこの頃、渡辺プロとの関係が深く、

あゆみさんはまだこの頃、渡辺プロに所属。曲は、「ザ・拓郎節」!

あゆみさんはクセのある曲を軽やかに歌っています。

 

2曲目は、1968年発売の「太陽は泣いている」。

今回は、1969年10月27日にサンケイホールで開催された、

「My First Recital」のライブ盤からお届けしました。

コロムビアに移籍後は、筒美京平・橋本淳とのコンビで

「いしだあゆみ改造プロジェクト」が始動。

オリコン最高18位のスマッシュヒットになりました。

曲調は、この時最高潮だった「GSブーム」を反映してGS風サウンドに。

この頃多かった、女性歌手がGS風の曲をソロで歌う、

「1人GS」の傑作です。

 

3曲目は、ミッツさんが星屑スキャットのライブでカバーした楽曲たちを、

メドレーでお聴きいただきました。

メドレー1曲目は、「喧嘩のあとでくちづけを」。

コロムビア移籍後、橋本・筒美コンビの曲が5曲続きましたが、

この曲から少しカラーを変えようと、

5曲連続でなかにし礼さんが作詞を担当しました。

歌詞がちょっぴりツンデレです。

メドレー2曲目は、「生まれかわれるものならば」。

こちらは、なかにし礼さんから、また橋本淳さん作詞に移り変わった、

第二期・橋本淳時代の5曲目。

ギター&ドラムだけで入るイントロがお洒落です。

メドレー3曲目は、「港・坂道・異人館」。

異人館が出てくるので、舞台は神戸。

「ブルー・ライト・ヨコハマ」とはまた違ったテイスト。

やはり、あゆみさんには港町がよく似合いますね。

 

お別れの曲は、「ブルー・ライト・ヨコハマ」。

今回は、1973年に帝国劇場で行われたコンサート、

「あゆみ オン・ステージ」でのライブバージョンから始まり、

2曲目にお送りした「太陽は泣いている」と同じく、

1969年の「My First Recital」のライブバージョンへと繋ぎました。

説明不要の名曲です。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2025年4月13日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。