音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第152回目のテーマは『若さ』。
というわけで、本日は「若さ」を歌った楽曲たちを、
詰め込めるだけ詰め込んでいきました。
戦後の日本は、国が豊かに成長していくとともに、若者たちの群像も、
ますます夢や希望に溢れるものへとなっていきました。
少なくとも「歌」の中ではそうでした。
1曲目は、「ザ・ピーナッツ」1961年のヒット曲。「若い季節」。
続けてお送りしたのは元祖・ジャニーズによる1965年のシングル「若い夜」。
この頃のアイドル歌謡は、とにかく「若さ」にひたむきで、何も惜しまず、
ただひたすら「若さ」を謳歌しています。
3曲目は、槇みちる。1966年のヒット曲。「若いってすばらしい」。
そのままお送りしたのは、加山雄三で「ニュージーランドの若大将」。
当時の「若者」のカリスマと言えば、やはり「若大将」こと加山雄三。
映画「若大将シリーズ」に代表される彼の存在は、
まさに新しい「自由主義」「資本主義」の象徴だったのかもしれません。
そして札幌五輪を翌年に控えた1971年。
佐良直美さんが歌った若者賛歌をお聴き頂きました。
マイナー調のイントロには、まだどこか薄暗かった日本社会の、
そして若者特有の不安感が表れている気がします。曲は「若い心よ集まろう」。
そしてミッツさんが生まれた1975年。シティポップスサウンドに乗せて、
若い女子の青春と恋心をキャンディーズが気骨に歌っています。「若い日のひととき」。
「青春とか若さをもし形に例えるなら、きっとこんな形だろう」と言わしめた人。
永遠のヤングマン・西城秀樹さん76年のヒット「若き獅子たち」お聴きいただきました。
そして、そのままお送りしたのは、大貫妙子さんで「若き日の望楼」。
お別れの曲は、かまやつひろしさんで「あの時君は若かった」でした。
ザ・スパイダース時代のオリジナルを含め、実に様々なバージョンが、
かまやつさんの歌声で存在するこの名曲ですが、
今週は77年のライブバージョンをお聴き頂きながらお別れでした。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2025年3月16日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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