音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第150回目のテーマは『美大系出身アーティスト』。
いつの時代にも、美術を学びながら音楽の道に進む若者はいるものです。
というわけで今回は、「美大系出身アーティスト」と題し、
美的センスと音楽センスを持ち合わせた方々をご紹介してまいりました。
今回は、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、
日本大学芸術学部、女子美術大学の「東京五美大」をメインに紹介していきました。
まずは、スピッツで「冷たい頬」。
スピッツの草野マサムネさんは、
武蔵野美術大学造形学部の基礎デザイン学科出身。
ムサビへは、東京造形大学を中退してからの入学だったようです。
デビュー当時はよく「美大出身」として紹介されていました。
草野さんのサインには絵も描かれることも・・。
ちなみにスピッツ結成は、この美大生時代だったといいます。
ムサビ出身・二組目は、
ミッツさんが所属する女装ユニット「星屑スキャット」の関係者です。
メンバーのギャランティーク和恵さんと、
星屑の作詞を手がけるリリー・フランキーさん。
リリーさんは、造形学部 芸能デザイン学科、
和恵さんは、造形学部 視覚伝達デザイン学科途中退学。
今回は、リリーさんが作詞した「シャンパンブルース」お聴きいただきました。
3曲目は、松任谷由実さんで「悲しいほどお天気」。
ユーミンは、多摩美術大学絵画学科で、
日本画を学んでいたとのことですが、進む道は音楽と決まっていたようです。
すでに高校三年生の時に作曲家デビューを果たしていたユーミンは、
タマビ入学から3か月後の1972年7月に、
現役美大生シンガーとしてデビューしました。
ユーミンの歌詞の描写は絵画的と言われるのも納得ですね。
今回お聴きいただいた、「悲しいほどお天気」は、
ユーミンが美大時代を思いだして作ったという曲です。
4曲目は、カーネーションで「夜の煙突」。
カーネーションのボーカル・直枝政広さんは、
東京造形大学の絵画科で油絵を専攻していた1980年に、
前身となるバンドを結成し、
83年から「カーネーション」として活動を始め、現在に至ります。
今回お聴きいただいた、84年リリースの「夜の煙突」は、
直枝さんが参加した森高千里さんのアルバムでカバーされ、
気がつけば森高ライブでは欠かせないナンバーとなりました。
お別れの曲は、桃井かおりさんで「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」でした。
桃井さんは、女子美術大学付属の中高一貫校を卒業し、
その後は女子美術大学に進学・・はせず、
本格的に演技の道へ進まれましたが、
2009年に女子美術大学・女子美術大学短期大学部の
客員教授に就任・・と女子美に返り咲きされています。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2025年3月2日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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