音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第140回目のテーマは『ねえ特集』。
歌詞に「ねえ」が入るだけで、
まるでそこに誰かがいるように錯覚したり、もしくはその問いが
自分に向けられたように感じる人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな、歌の中に出てくる「ねえ」を集めた「ねえ特集」でお届けしました。
まず1曲目は、森まどかさんで「ねえ・ねえ・ねえ」。
小泉今日子さんのデビュー曲「私の16才」は、
実はカバーされたものなんですが、原曲がこの森さんバージョンです。
高田みづえさんの「硝子坂」、田原俊彦さんの「哀愁でいと」のように、
当時のアイドルの中には、ある程度のヒットが見込めるカバー曲でデビューする流れがありました。
小泉さんが森さんの曲を歌ったのは、ふたりが同じレコード会社で、
担当ディレクターも同じという縁からだったそうです。
森まどかさんご本人は1978年、13歳の時に「ひまわりの夏」でデビューし、
この曲は翌年、セカンド・シングルとしてリリースされました。
カバーではタイトルが替わってしまいましたが、
サビを活かしたこちらのタイトルの方が、インパクトはありますよね。
続いては、歌いだしが「ねえ」から始まる曲を集めてみました。
歌いだしの「ねえ」は、強いインパクトを与える効果があります。
とはいえ、「ねえ」という同じ言葉でも、優しくなのか、甘えてなのか、
追い立てるようになのかなど、言い方によって受け止め方も様々だと思います。
そこで、歌い出しが「ねえ」から始まる曲をメドレーでお届けしました。
・太田裕美「赤いハイヒール」
・桜田淳子「ねえ!気がついてよ」
・松本伊代「TVの国からキラキラ」
・相川七瀬「恋心」
・今井美樹「瞳がほほえむから」
歌の世界では、歌詞に含まれる「ねえ」は、女性が歌う曲に多いようです。
中には、男性が女性目線で歌うものもあるようですが、
ここでお聴きいただいたのは、男性目線によるものです。
85年にリリースされた国安修二さんの「ねえ」という曲です。
婦人服専門店「ブティックjoy」のCMソングにもなりましたが、
人気が出たのは90年代に入ってからでした。
お別れの曲は、ちあきなおみさんで「ねえあんた」でした。
こちらは、1974年10月に
中野サンプラザで行われたコンサート用に書き下ろされた楽曲です。
長らく、隠れた昭和の名曲として存在していましたが、
2000年以降、ちあきなおみ再ブームが起き、この「ねえあんた」が一気に注目を浴びました。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年12月22日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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