音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第135回目のテーマは『渋谷系特集』。
1990年代に、東京渋谷の宇田川町界隈を発信地として流行した
「渋谷系」と呼ばれる音楽をテーマにお届けしました。
1曲目は、フリッパーズ・ギターで「恋とマシンガン」。
1990年にリリースされたフリッパーズ・ギター2枚目のシングル。
フリッパーズ・ギターは、ご存じ小山田圭吾さん、
小沢健二さんからなるユニットです。
「元祖渋谷系」とも呼ばれ、渋谷系サウンドを牽引してきたことでも
知られていますが、「渋谷系」という言葉は、
彼らが解散をした91年以降に定着したんだそうです。
「渋谷系」を語るうえで欠かせない1曲です。
2曲目は、PIZZICATO FIVEで「東京は夜の七時」。
ピチカート・ファイヴは、小西康陽さんを中心に84年から活動をはじめ、
93年に「SWEET SOUL REVUE」と「東京は夜の七時」がヒットし、その名を広めました。
それ以降は、ボーカル・野宮真貴さんのルックスと声は、
渋谷系の代表的なアイコンにもなっています。
そのまま続けてお聴きいただいたのは、Original Loveで「朝日のあたる道」。
野宮さんはピチカート・ファイヴに、
3代目のボーカルとして90年に加入しましたが、
2代目のボーカルを務めていたのが、
オリジナル・ラブの田島貴男さんだったのは有名な話です。
オリジナル・ラブの結成は85年で、
ピチカートとの活動が重なっていた時期があったようですが、
フリッパーズ・ギターのおふたりは、
その頃から田島さんのファンだったといわれています。
4曲目の渋谷系楽曲は、原田知世さんで「ロマンス」。
90年代半ばには、あるジャンルの音楽が渋谷系界隈で広まっていきました。
アコースティックなサウンドと
馴染みやすいメロディーラインが特長のスウェディッシュポップです。
スウェーデンのバンド「カーディガンズ」の日本での人気を受け、
プロデューサーのトーレ・ヨハンソンが、
原田知世さん、カジヒデキさん、ボニーピンクさんなどを手がけ、
次々とヒットを生み出しました。
その代表曲が、原田知世さんの「ロマンス」でした。
お別れの曲は、小沢健二さんで「強い気持ち・強い愛」でした。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年11月10日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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