音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第130回目のテーマは『嫌い特集』。
「嫌い」という言葉はネガティブな感情でありながら、
恋愛においては言葉通りの意味をなさないこともある、という、ある意味やっかいな単語です。
そこで今回は、「嫌い」が出て来る楽曲をご紹介しながら、
歌における嫌いの種類や使い方をチェックしていきました。
まず1曲目は、チェッカーズで「おまえが嫌いだ」。
1986年にリリースされた
10枚目のシングル「OH!! POPSTAR」のカップリング曲です。
相手への気持ちを認めたくない、そんな強がる様子が描かれていますが、
否定しすぎているせいか、相当好きなことが感じられてしまいます。
続けて2曲目は、モーニング娘。で「サマーナイトタウン」。
1998年にリリースされた2枚目のシングルで、
2期生である保田圭さん、矢口真里さん、市井紗耶香さんが、この曲から参加しています。
タイトルに「嫌い」という言葉は入っていませんが、
サビで連呼しているので、印象に残っている人も多いはずです。
続いての2曲は、先ほどのような裏腹な表現ではなく、
「もうキライ、これっきりにしたい」、と歌っているものです。
まずは、FAIR CHILDで「きらいだよ」。
FAIR CHILDは、役者やタレントとして知られるYOUさんがボーカルを務めていたバンドです。
1988年にデビューし、1992年にこの12枚目のシングル「きらいだよ」を最後に解散。
当時この曲は、YOUさんも出ていたバラエティ番組
『ダウンタウンのごっつええ感じ』のオープニングテーマでしたので、
懐かしいと感じる人もいるかもしれませんね。
続いてお聴きいただいたのは、森高千里さんで「これっきりバイバイ」。
1989年リリースの4枚目のアルバムに収録されている曲で、
一番の歌詞で「ダイッキライ、イヤ」と言い続けています。
相当、キライのようです。
5曲目は、コンセントピクスで「顔」。
「コンセントピックス」は
国立音大付属高校の同級生で結成された4人組のガールズバンドで、
1984年に、この曲「顔」でデビューしました。
「あなたはいい人だけど、顔が嫌い」という内容で、そのぶっとんだ世界観で世の中に衝撃を与えました。
お別れの曲は、松任谷由実さんで「土曜日は大キライ」でした。
失恋したばかりの人間が抱く、
賑わう土曜の夜への想いが綴られています。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年9月22日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
2025.04.13
2025年4月13日放送『いしだあゆみ特集 Part.2』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.04.06
2025年4月6日放送『いしだあゆみ特集 Part.1』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.23
2025年3月23日放送『ちょっぴり浮かばれなかったTBSドラマ主題歌90年代編』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.16
2025年3月16日放送『建物の階数』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.09
2025年3月9日放送『若さ』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...