古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2024.08.11

2024年8月11日放送『歌謡界の音頭特集』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第127回目のテーマは『歌謡界の音頭特集』。

音頭というのは歌謡界において、数々の楽曲が誕生しています。

今回は「歌謡界の音頭特集」と題しまして、

とっておきの音頭ミュージックをご紹介していきました。

 

まず1曲目は、THE ALFEEで「メリーアン音頭」。

今年7月、THE ALFEEが盆踊りシーズンに向けて配信しました。

「三味線」「笛」「太鼓」などの楽器のアレンジも聴きどころです。

「メリーアン」は、41年前の83年にリリースして大ヒットし

THE ALFEEの代表曲として知られています。

 

2曲目は、金沢明子さんで「イエロー・サブマリン音頭」。

プロデュースは大瀧詠一さん。

1966年にリリースされたビートルズの楽曲

「イエロー・サブマリン」に松本隆さんが日本語での訳詞をつけ、

ビートルズの結成20年を記念してリリースされました。

ビートルズと民謡歌手という奇妙な取り合わせは、当時、大きな話題となりました。

 

3曲目は、柏原よしえさんで「しあわせ音頭」。

イエロー・サブマリン音頭より4カ月早い82年7月にリリースされた曲で、

この年に開催された「よしえちゃん祭り」のテーマソングとして

つくられた企画シングルだそうです。

沖縄風の曲調で、レコードには

「踊りの振付がわかる用紙」が入っていたそうです。

 

4曲目は、中村雅俊さんで「ナカムラ・エレキ音頭」。

桑田佳祐さんが提供して大ヒットした「恋人も濡れる街角」の

カップリングで、こちらも桑田さんが手がけています。

編曲はもちろん演奏も桑田さんがされているそうです。

 

お別れの曲は、佐良直美さんで「二十一世紀音頭」でした。

歌詞の中では、♪これから31年経てばこの世は21世紀、

火星に金星、旅行にでかけているかしら・・♪と歌っています。

来年2025年には、再び大阪万博が開催されるということで、

その記念にお届けしました。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2024年8月18日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。