古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2024.07.28

2024年7月28日放送『宮下智特集』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第125回目のテーマは『宮下智特集』。

作詞作曲家として、主に80年代を中心に活躍された宮下智さん。

今回は「宮下智特集」と題しまして、

宮下さんが生み出した楽曲の数々をご紹介していきました。

 

初めてつくった作品が、

田原俊彦さんのデビュー曲のB面に採用されたのを機に、

その後、田原さんの曲を60曲近く手がけるようになります。

特に初期のシングルに関しては、田原さんはデビューから3年間で、

11枚のシングルをリリースしていますが、

宮下さんはそのうちの6曲にたずさわっています。

作詞作曲をされたのが「ハッとして!Good」「ブギ浮ぎI LOVE YOU」「キミに決定!」「NINJIN娘」

作詞が「原宿キッス」「誘惑スレスレ」と、どれも大ヒットしています。

ここでは、宮下智さんの代表曲として、

ハッとして!Good」「ブギ浮ぎI LOVE YOU」の2曲をお送りしました。

 

作詞作曲家として活躍していた80年代、

田原さんの次に多く提供していたのが少年隊です。

その数、25曲ほどにもなります。

ここではその中から、宮下さん作詞作曲による

83年公開の映画主題歌「あいつとララバイ

89年リリース14枚目のシングル「まいったネ 今夜」2曲続けてお聴きいただきました。

 

この少年隊と田原俊彦さんの二組が、

宮下さんが主に楽曲を提供してきたアイドルでしたが、

女性アイドルでは南野陽子さんの曲を2曲ほどつくられています。

ここでは、「抱きしめてもう一度」という曲をお聴きいただきました。

1988年にリリースされた南野さん13枚目のシングル

「秋からも、そばにいて」のカップリング曲で、

カップリングながら歌いだしがキャッチ―で、根強い人気があります。

 

お別れの曲は、星屑スキャットで「TADA」でした。

この曲は、元々他のアーティスト用に、宮下智さんと

NONA REEVESの西寺郷太さんのお二人で作られていた曲だったのですが、

ご縁があり、今回星屑スキャットの元へ提供されることになりました。

そこへ、MTD@ddy さんも作詞に加わり、最終的に西寺さんとミッツさんが調整して完成した楽曲です。

こちらは、7月31日(水)に配信リリースされますので是非チェック!

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2024年8月4日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。