音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第88回目のテーマは『内館牧子作品ドラマ主題歌』。
内館牧子さんは、13年半のOL生活を経て、
1988年、40歳で脚本家デビューしたことでも知られています。
これまでに手掛けたドラマは50作近くあるようですが、今回はその中でも、
内館人気が加速する1990年代まわりの作品を、主題歌とともにご紹介していきました。
まず1曲目は、永井真理子さんで「悲しまないで」。
こちらはTBSドラマ「オイシーのが好き!」の主題歌でした。
1989年。内館さんはまだデビューしたばかりということで、
先輩の脚本家と一話ごとに順番に書かれた作品でした。
舞台は雑誌「Hanako」編集部。
主人公を演じるのは松下由樹さんで、
契約社員としてマガジンハウスの銀座本社へ通いながら、
恋愛や夢を追いかける、というお話です。
そして続けてお送りしたのは、DREAMS COME TRUEで「晴れたらいいね」。
1992年に「NHK連続テレビ小説」として放送された
石田ひかりさん主演のドラマ「ひらり」の主題歌でした。
内館さんが大好きな相撲をテーマにしたこの作品は、
歴史ある朝ドラにとって、大きな功績をのこしました。
3曲目は、今井美樹さんで「PIECE OF MY WISH」。
TBS系ドラマ「あしたがあるから」の主題歌でした。
主演は今井美樹さんで、結婚を控えた普通のOLが、
様々な逆境や裏切りに傷つきながらも自力で運命を切り開いていく、というドロドロものです。
4曲目は、AN-Jで「笑顔が見える場所 -I WANNA GO- 」。
1999年にTBS系で放送された「週末婚」の主題歌でした。
内館作品の特徴のひとつに、
「要領がいい姉と悪い妹」、その逆で「要領が悪い姉といい妹」のような、
姉妹対決の図式があります。
中でも最も激しく描かれていたのが、「週末婚」でした。
主演の妹役・月子を永作博美さん、
姉役の陽子を松下由樹さんが演じ、
ふたりが言葉をまくしたてて相手を陥れるシーンでは、
多くの人がその凄さに、あっけにとられたといいます。
お別れの曲は、ダイアナ・ロスで「If We Hold On Together」でした。
1990年のTBSドラマ「想い出にかわるまで」の主題歌でした。
内館さんはNHK朝の連ドラはもちろん、
大河ドラマ「毛利元就」の脚本も担当され、
名実ともにトップ脚本家となりましたが、ブレイクのきっかけとなったのが、
この「想い出にかわるまで」でした。
主演の今井美樹さんが妹役の松下由樹さんに恋人を奪われる内容で、
内館ドロドロ劇場の始まりとも言われています。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2023年10月8日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
2025.04.13
2025年4月13日放送『いしだあゆみ特集 Part.2』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.04.06
2025年4月6日放送『いしだあゆみ特集 Part.1』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.23
2025年3月23日放送『ちょっぴり浮かばれなかったTBSドラマ主題歌90年代編』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.16
2025年3月16日放送『建物の階数』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.09
2025年3月9日放送『若さ』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...