音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第17回目のテーマは『アイドルソングのファンコール』。
”コール”とは、イントロや曲の所々に歌詞やメッセージ、
メンバーの名前をファンが呼んで盛り上げる応援方法。
70年代・80年代に始まり、今現在においてもその文化は健在です。
今回は、懐かしのコール曲だけを集めてお送りしました。
まず1曲目は、ビューティ・ペアで「真赤な青春」。
女子プロレス界のアイドル的存在といえば、ビューティ・ペア。
試合の前に、リングで一曲歌って場を盛り上げる、という新しい見せ方を確率しました。
実は、彼女たちのデビュー曲「かけめぐる青春」は、
実際に歌った時にファンのコールが入ることを想定されて作られた楽曲なんだとか。
今回お届けした「真赤な青春」は、もう既にファンコールが入っている、という珍しい一曲でした。
アイドルの世界において、”ファンコール”が存在したのは70年代頃と言われています。
当時人気絶頂だった西城秀樹さんは、「登場しただけでファンが騒いで歌を聴いてくれない」という悩みが…。
そんな悩みに注目した作曲家の鈴木邦彦さんは、
「歌をしっかり聴いていないと、コール&レスポンスが成立しないような曲を作ろう」と、
1973年にリリースした、西城秀樹さん5枚目のシングル「情熱の嵐」を作曲。
見事作戦は成功し、曲も大ヒットにつながりました。
そんな鈴木邦彦さんが「情熱の嵐」を生み出す際に、参考にしたという楽曲、
にしきのあきらさんの「空に太陽がある限り」をお送りしました。
続いて3曲目は、ピンクレディー の「ウォンテッド」。
当時、事務所公認の「親衛隊」が100以上もあったと言われている、伝説のアイドル・ピンクレディー。
今回は、1978年夏に、後楽園球場で行われたコンサートの音源をお届けしました。
聴いているだけで、会場にいるかのような熱さを感じられる、熱狂的なファンコールに注目です。
お別れの曲は、小泉今日子さんで「迷宮のアンドローラ」でした。
1985年リリースのベストアルバムの中から、ライブバージョンでお送りしました。
キョンキョンといえば今、デビュー40周年を記念した全国ツアー中ですね。
ライブ中、声を出すことを禁止されているご時世になってしまいましたが、
きっとキョンキョンのファンも、心の中では沢山コールをしているんでしょうね!
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2022年3月15日(火)21:00〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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