音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第15回目のテーマは『五輪テーマソング』。
様々なドラマを生み、幕を閉じた冬季オリンピック北京大会。
「オリンピック」といえば「テーマソング」がつきものですよね。
あの大会のあのテーマソングを聴くだけで、試合の名場面がふと連想される、
なんて方も多いのではないでしょうか。
今回は、懐かしいあの大会この大会の「五輪テーマソング」を特集しました。
まず、1曲目にお届けしたのは、イーグルスの「走れ!ゴーインBoy」。
これは1984年夏季ロサンゼルス大会、TBSの五輪テーマソングになった曲です。
大会公式マスコットだった「イーグルサム」のアニメがTBSで放送され、
その主題歌を担当したのが、当時ジャニーズJrだった中村繁之さんをはじめとした、
期間限定5人組グループ「イーグルス」でした。
「走れ!ゴーインBoy」は、筒美京平さんが作曲しており、
超初期の少年隊やマッチなどにも通ずる、伝統的なジャニーズらしさ溢れる楽曲です。
続いて2曲目は、ミッツさんが「冬季五輪テーマソングの中でも、
最も好きな楽曲」と語るあの名曲、高橋真梨子さんの「遥かな人へ」。
こちらは、1994年リレハンメル冬季大会のNHKのテーマソングとしてヒットしました。
「当時はまだ新しかった、ハイビジョン放送で観る北欧ノルウェーの雪山と街並みが、
高橋真梨子さんの優雅な歌声と相まって、とても美しかった」と語るミッツさん。
同じ思い出を抱えている方もいるのではないでしょうか。
3曲目にご紹介したのは、今回ミッツさんも初めて知ったという、
ある意味「幻の五輪テーマソング」、西城秀樹さんの「俺たちの時代」。
1980年のモスクワ夏季大会、
旧ソ連とアメリカの「冷戦」真っ只中の時代でした。
アメリカの「参加ボイコット」に促され、開会式直前、日本も「不参加」を決め、
まさに「幻の五輪」となってしまったモスクワ大会。
放送規模の縮小、視聴率はもちろん低迷…。
そんなモスクワ五輪の、テレ朝系列五輪番組テーマソングとしてリリースされたのが、
西城秀樹さんの「俺たちの時代」でした。
この背景を知っているか否かで、曲に対するイメージもまた変わってきますよね。
「五輪テーマソング特集」、お別れの曲は、「虹と雪のバラード」でした。
1972年札幌冬季大会のテーマソングとして制作された「虹と雪のバラード」。
トワ・エ・モアが歌ったバージョンが有名ですが、
今回はかなりマニアックな、ザ・バーズ&ヤング101による歌唱でお別れでした。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2022年3月1日(火)21:00〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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