古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.02.06

2022年2月1日放送『林哲司コレクション』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第12回目のテーマは『林哲司コレクション』。

今回は、一人の音楽家にスポットを当ててセレクトしてみました。

70年代・80年代の日本のポップスにおける、トップコンポーザーの一人、林哲司さん特集です。

と言っても、林哲司さんの楽曲を20分では到底語りきれないので

今回は「林哲司・アンニュイマイナー調」作品の中から、

「80年代女性歌手」に絞って、時間の許す限りご紹介していきました。

 

まず、1曲目にミッツさんがセレクトした楽曲は、柏原芳恵さんの「A・r・i・e・s」。

こちらは1987年に発売した28枚目のシングルで、

ドラマ「アリエスの乙女たち」の主題歌でもありました。

ミッツさん曰く、「林哲司マニアにはお馴染みの楽曲」なんだそう。

 

そのまま続けてお送りしたのは、松本伊代さんの「サヨナラは私のために」。

1986年のシングルで、名盤と呼び声の高いアルバム「風のように」にも収録されている一曲。

アルバム「風のように」に収録されている10曲中9曲が、林哲司さん作曲のものなんだとか。

林哲司さんの楽曲たちがいかに愛されていたのかを実感できますね。

 

そして3曲目は、中村由真さんの「Dang Dang 気になる」。

1989年にリリースしたシングル。

当時大流行していたユーロビート調のアレンジですが、

「コード進行やアンニュイなメロディから滲み出る林哲司感満載の、大好きな一曲」とミッツさん。

 

続けてお送りしたのは、岩崎良美さんの「くちびるからサスペンス」。

ミッツさん曰く、「林哲司マイナー調作品の中でもベストワンの楽曲」とのこと。

好きすぎるあまり、良美さんに会うたび

「タッチもういいですから『くちびるからサスペンス』歌ってください!」と伝え、

いつも苦笑いをさせてしまっているんだとか。笑

ミッツさんの愛が感じられますね。

 

お別れの曲は、菊池桃子さんの「Ivory Coast」でした。

林哲司×女性ボーカルを語る上で、絶対に外せないのが「菊池桃子」さんの存在。

1984年から87年までのソロ活動期間の作品は、

全て林哲司さんによるものです。

またいつか、違う切り口での「林哲司特集」もやりたいと思っておりますので、

リクエストなどありましたら、是非メールやお葉書にてお待ちしております。

メールアドレスは、mco@1242.com 

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年2月8日(火)21:00〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。