八木亜希子 LOVE & MELODY

2020.09.26

ベランダ天気予報/3分でポン/MY BOOK MY LIFE

ベランダ天気予報

今日の日比谷公園。

中井美穂さんが「ぱくちゃんズ」と名付けたパクチー。パクチー感出てきました!

3分でポン

2020年9月26日朝8時半から生放送、中井美穂さんがパーソナリティーをつとめるラジオ番組「LOVE & MELODY」では、洋画のサントラリクエストを特集しました。

「3分でポン」のゲストは映画評論家の清水節さん、中井さんと映画話に花が咲きました。

映画音楽の始まり

映画に音楽がついたのは1920年代のこと。

1933年の「キング・コング」で映画音楽に初めてオーケストラが使われ、その作曲のマックス・スタイナーが1939年に発表した「風と共に去りぬ」は、今も聞かれる名作となりました。

40年代に入るとミュージカル作品が登場、50年代、60年代で花開きます。

60年代後半はアメリカン・ニューシネマの時代。「卒業」のサイモン&ガーファンクル、「明日に向って撃て!」などの名作が生まれました。

70年代になると、パニックやオカルト映画が登場。「タワーリング・インフェルノ」「ジョーズ」のジョン・ウィリアムズはその後も次々に素晴らしいサウンドトラックを発表しています。

80年代は、MTVの開局によってトップチャートが映画音楽と結び付きます。「トップガン」「フラッシュダンス」など、映画とともに主題歌が大ヒットしました。

絶対聴くべきサントラは「ブラックパンサー」

そんな中で清水さんが注目したサントラは、映画「ブラックパンサー」です。

サントラを担当したルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson)は1984年生まれの若い作曲家。「ブラックパンサー」はアフリカが舞台の映画ということで、ゴランソンはアフリカンサウンドを取り込み、さらにそれをヒーロー映画の音楽に昇華させました。いわゆるアフリカンミュージックではなく、うまいことヒーロー映画の音楽作品に仕上げているのが聴きどころです。

現在公開中の映画「TENET テネット」も音楽に注目

クリストファー・ノーラン監督の最新作SF映画「TENET テネット」、こちらのサントラもルドウィグ・ゴランソンが担当。効果音や呼吸音を取り入れた前衛的な音楽でありながらも、映画音楽として成立させているその手腕が見事。ぜひ、音楽にも注目して映画をご覧ください。

MY BOOK MY LIFE

中井美穂さんおすすめの本、ジョゼ・ジョルジェ・レトリア「もしぼくが本だったら」をご紹介しました。

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    八木亜希子
    八木亜希子

    八木亜希子

    1965年6月24日生まれ。神奈川県出身。

    1988年フジテレビジョン入社。
    その親しみやすさと知的で明るい雰囲気で一躍人気アナウンサーに。 2000年にフリー転身後も、数々のテレビ・ラジオ番組に出演、 2013年にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」での演技も話題に。ニッポン放送では2009年3月まで「垣花正 あなたとハッピー!」で木曜のパートナーを務める。