伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、宿泊者専用の「ガラティア観音乃湯」(男湯)からお送りしました。「ガラティア」とは、ラテン語で乳白色の肌の色を持つ美しい女性なんだそうです。むかし、ピグマリオンという男性が彫刻を彫りました。それがあまりに美しくて彫刻に恋をしてしまうんですね。その恋をしていた様子を見て、神様が「そんなに好きだったら・・・」ということで、彫刻の女性を“本物の女性”として授けたというギリシャ神話があるんです。その女性こそが「ガラティア」というわけなんですね。
ガラティア観音乃湯
―まさに今、これからいらっしゃるお客様のために、お風呂に温泉が溜められています。真ん中に台がありまして、そこからこんこんとお湯が湧き出しています。これこそ地下600mから湧き上がっている観音温泉、ph9.5、アルカリ性のとろみのあるお湯なんですね。全身で味わっていただきたいですね。
鈴木:毎日、お湯は取り替えていますから。もちろん、この出ている源泉は飲めますよ!毎日、掃除して、お湯を入れ替えての繰り返しで大変ですが、お客様の笑顔を見ると、みんな頑張れるんです。
観音温泉るんるんタイム収録風景
―「ガラティア観音乃湯」は、基本的に午後4時から翌朝の8時半まで、ひと晩中入ることが出来ます。早めに朝食を済ませて、もうひとっ風呂浴びて、朝の収録に来る番組スタッフも多いですが、今回は「男湯」にお邪魔しています。声の響きでお分かりになるかもしれませんが、天井がとても高いんです。
鈴木:これを最初に作ったのも父です。地元・下田の大工さんが手掛けてくれました。残念ながら、もうみんな居なくなっちゃっていますけどね。
上柳:屋根を支えるビノキの組み合わせ方が非常に面白いですね。まるで工芸品を見ているかのようです。
ガラティア観音乃湯・露天風呂
―内湯から露天風呂にやって来ました。ここは私がお天気がいい日には毎回、星空を満喫させてもらっている「満天露天風呂」です。上が広く視界が広がっていて(寝湯もありますので)、ここに寝そべりながら、夜空を見るのは最高です。冬は熱めのお湯を入れることで、ちょうどいい温度で入れるように調整されています。内湯は檜でしたが、露天は石風呂なんですよね。
鈴木;湯端に咲いている花は、じつは元々、ピンクだったんです。でも、アルカリ性のお湯によって、色素が抜けてしまったんです。そこからも、(ph9.5のアルカリ性で)肌にいいことが分かるんです。この石は(江戸城の石垣にも使われた)伊豆石なんです。もう今は手に入りません。伊豆石はザラッとした肌ざわりなので、(とろみのある)温泉が注がれても滑りにくいんです。
観音温泉るんるんタイム収録風景
―もちろん露天も毎日お湯を抜いて、スタッフの方が掃除をされている訳ですから、そのご苦労が分かるような気がしますが、その奥には「森のサウナ」もありますね。男湯は円筒形の建物になっています。
鈴木:どうぞお入りください(笑)。
上柳:アチッ!もう、すぐに入れるじゃないですか(苦笑)。
ガラティア観音乃湯・洗顔コーナー
―再び内湯に戻ってまいりますと、入って正面の奥に、「洗顔コーナー」ってのがあるんですね。ゴボゴボっと、お湯が湧き出してまいりました。観音温泉水で顔を洗うことで、肌が乳化して角質を取り除いてくれるとあります。温かい温泉と冷たい温泉水を、交互に使っていただくといいそうです。こうしてお風呂に入っていただいて上がりますと、脱衣所に戻ってまいります。観音温泉のお湯に入った後は、なるべく拭き取らないで、自然乾燥させるのがいいんですよね?
鈴木:そう!だから、「なんでバスタオルを置いてあるの?」と言われるんだけど、こればかりは、お客様の普段の習慣がありますから。でも、(拭き取らないでも自然乾燥できるように)エアータオルを設置しています。
観音温泉るんるんタイム収録風景
上柳:壁に設置してあるボタンを押しますと、1分間、上から風が吹いてきて、自然に乾くのを促してくれるんですね。冬場はヒーターも入って、寒くならないように配慮もされています。もう、至れり尽くせりですね。
鈴木:でも、これはみんな「お客様の声」からなんです。お客様から「なんで拭いちゃうの?(せっかくの体にいい温泉成分を)バスタオルで拭いちゃダメよ!」と怒られたんです。
(ガラティア観音乃湯・レポート、おわり)
観音温泉・本館の部屋風呂
冬は伊豆・奥下田であったまろう!!
観音温泉『平日』宿泊券(1泊2食付)をペア1組様!
・お部屋は「本館」・・・源泉かけ流しの部屋風呂付き(ガラティアも入れます!)
・往復の交通費は自己負担です。伊豆急下田駅からは事前予約の無料送迎バスがあります。
・観音温泉に行きたい理由、住所・氏名・年齢・職業・電話番号を必ずお書きください。
(あて先)
・メール:ue@1242.com (件名に「宿泊券希望」)
・おハガキは、〒100-8439 ニッポン放送 上柳昌彦あさぼらけ 「宿泊券希望」
※なお、宿泊券の転売は、絶対にしないで下さい!
※当選者の発表は、12月19日(木)の「観音温泉るんるんタイム」で行います。
ガラティア観音乃湯
伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?
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