観音温泉 るんるんタイム

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2024.09.05

【第182回】女優・五大路子さんが語る観音温泉の魅力とは?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉・鈴木会長の誕生日会に出席された、女優・五大路子さんにお話を伺いました。

五大路子さん

―五大路子さんは、1977年の朝の連続テレビ小説「いちばん星」で主演の方が体調を崩されて、急きょ主役をやられて、見事、演じ切りました。これで「五大路子」という方がいらっしゃることを、僕たちは知った訳です。その後、横浜界隈で真っ白にお顔を塗った「横浜メリーさん」と呼ばれた老齢の娼婦の方がいらっしゃった。五大さんもこの方にお逢いになって、戦中・戦後とどんな人生を歩まれたのか(取材されて)、「横浜ローザ」という一人芝居をお作りになって、ずっと演じられていらっしゃいます。

五大さん:ありがとうございます。「横浜ローザ」は、来年で30周年を迎えることになりました。1人の女性の生きざまを、戦争を通して描き続けています。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―そして、五大さんは、1999年から「横浜夢座」を旗揚げされて、座長を務めていらっしゃいます。9/13(金)~16(日)には、KAAT・神奈川芸術劇場で、「富貴楼お倉」というお芝居を演じられます。この物語も、じつは下田と関係があるそうですが、どうして会長とお知り合いになったんですか?

五大さん:鈴木会長の生きざまに、私は魅了されたんです。何か困ったことがあると、観音温泉にやって来て、会長とちょっとお酒を呑みながら、話を聴いてもらって、美味しいお料理をいただいて、素敵な温泉に入るんです。元々は家族と一緒にやって来ました。家族でお正月を過ごしたこともあります。そのなかで、会長の女性としての強い生きざまと、たくさんの人を思う心に魅かれました。私も「横浜夢座」という劇団の座長をやっていますので、人はどうやって混じり合い、助け合って、夢を叶えていくのか・・・そういったところを会長から学びました。30年、一人の女性を演じ続けていると、だんだん自分の人生と重なってくるところが多くなります。(正直)疲れ果てた時、泣きたくなる時もあります。そんな時に、温泉と女将の温もりを感じて、夜、星空を眺めると、「明日もこの夢を紡いでいこう!人生の終わりなんて、自分で決めるものじゃない。だったら、それまで心ときめいていこう」と(思えるようになるんです)。これがあって、今回の「富貴楼お倉」も演じることが出来るんです。

観音温泉のユンボ

―座長ですから、苦しんでいるところや弱み、悩んでいるところは、見せにくいところがありますね。それをどこかに・・・というときに女将ですよね。

鈴木:女性だから、その深みが分かるんです。

五大さん:私が疲れて観音温泉へ来ると、女将がユンボに乗っているんです。私、もうビックリしちゃって。来る度に会長はずっと開拓し続けているんですよ。そのパワーをいただくことが出来るんです。「ああ、もうこんなことに負けていられない!」って。一つの芝居をやる上では、いろいろな障害があるんです。人には涙を見せられない時に、女将がユンボに乗っている姿を見ると、「よし、自分もユンボに負けないように夢を運ぼう!」と思えてくるんですよ(笑)。女将さんの凄いところは、これだけじゃないんです。そこにいる何十人という人に、目線を送っているんです。だから、私は来るたびに、学ばせてもらっているんです。

鈴木:何言ってるのよ、同い年なのに(笑)。

五大さん:もうちょっと若いです!(大笑)

上柳:五大さんが「喜寿」なわけないでしょう(笑)。私よりはちょっと先輩なんですが。でも、五大さんが、こんなに楽しい方だったなんて、誕生日会の会場でお話をさせていただいて、初めて知ることが出来ました。

鈴木:五大さんは、とても心がきれいな方なんです。このきれいさというのは、まだまだ成長期にあるということなんです。だから、「同い年にしちゃ、不思議だなぁ」と思ってたの(笑)。

『富貴楼お倉』|KAAT 神奈川芸術劇場

(五大路子さんインタビュー、おわり)

観音温泉ピグマリオンの部屋風呂

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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    • 上柳 昌彦
      上柳 昌彦
      上柳 昌彦

      上柳 昌彦

      ■生年月日:1957年8月1日
      ■星座:しし座
      ■血液型:B型
      ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
      ■最終学歴:立教大学 法学部
      ■趣味:
      ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
      鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
      「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
      商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。

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