観音温泉 るんるんタイム

2022.04.07

【第71回】観音温泉、春の花さんぽ

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒にお送りしています。今回は観音温泉の庭を手入れされている従業員の岡信弘さん・岡本照之さんと一緒に、3月下旬、春を迎えた観音温泉の産土亭の前から本館まで、見頃には少し早めでしたが、山桜を眺めてのんびりと散歩してみました。

―この広い敷地ですと、手入れも大変ですよね?

岡:敷地内はクルマ移動しないといけない距離があります。(これから雑草が繁茂する時期ですが)全部の草取りを終えたとしても、その頃には、最初に草取りしたところは雑草が一杯になっていることもしばしばです。夏前から秋、冬の前までは、エンドレスで草取りが続きます。

鈴木:刈った芝はヘリポートへ持っていくように、私が言いました。じつはヘリポートには、野生のシカがよくやって来て、きれいに食べてくれるんです。刈った芝のなかにあった芽も繁茂するので、いまでは、ヘリポートの周辺がちょうどいい芝生になりましたね。

観音温泉従業員の岡さん・岡本さん

―どうして、このお仕事に?

岡本:元々、外で働く楽しみがある仕事をしたいと考えていました。観音温泉のこの仕事(外務担当)は、自然いっぱいのなかで、四季のうつろいを感じられる、やりがいのある仕事だと感じます。会長にもよくしていただいていますし。(会長、爆笑)

1号源泉と桜の木

―下田は、日差しも東京・有楽町界隈より強いですね。目の前にある1号源泉の櫓を見ながら、本館までブラブラしていきたいと思いますが、桜の木がありますね。

岡:山桜ですね。今年は、去年より1週間ほど遅いようです。去年いらしたときは、ちょうど満開でしたね、早咲きの河津桜も見ごろが後ろにずれ込んでいて、3月の中旬ころまで楽しめたんですよ。いまはすっかり葉桜になっていますね。

鈴木会長と敷地内の大きな石

―ゴロッとした大きな石がありますが、女将がユンボで持ってきたんですか?あと、この坂道、会長、大丈夫ですか?

鈴木:ここで出てきた石です。あまりに大きすぎて動かすことが出来なかったんです。やっぱり運動は大事ですから。歩かないとね。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―ウッドデッキのスペースもあったんですね。テントや屋根もあって、これから気候が良くなってくると、気持ちいい場所ですね。

鈴木:ここは、日帰りの「観音プリンシプル」にお越し下さったお客様が主にご利用されます。プリンシプルは、手前が乙女風呂、奥が男性用のお風呂になっています。夏場は、お越しになったお客様が、このテントの下で休まれたり、集まったりされて帰られますね。お客様の通路は足元が滑りにくいように石畳としています。(手入れされた木を見て)植木でも“淘汰”があるんですよ。力のある木は生き残り、そうでない木は、自然と衰えていきます。

岡:玄関も近いこのエリアは、観音温泉の「顔」ともいえる場所だと思っています。どこにも増して、一段と力を入れて、庭や木々の手入れをしています。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―川から引いた水で、池も造られたんですね。

鈴木:最初は鯉を放していて、50匹くらいいました。でも、野生のサギがやって来て、みんな獲って食べちゃうんです。でも、この池にはモリアオガエルが棲みついてくれました。いま頃の時期から、ゲコゲコ啼いて元気ですよ!ほら、観音温泉のボス猫もやって来ましたよ!ブチの柄の猫なので、「ブッチャー」と呼んでいるんです。(会長が「ブッチャー!」と呼びかけるも、悠然と本館へ・・・)

(鈴木会長×従業員の岡・岡本さん×上柳アナの観音温泉さんぽ、おわり)

鈴木会長と観音温泉のボス猫・ブッチャー

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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    • 上柳 昌彦
      上柳 昌彦
      上柳 昌彦

      上柳 昌彦

      ■生年月日:1957年8月1日
      ■星座:しし座
      ■血液型:B型
      ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
      ■最終学歴:立教大学 法学部
      ■趣味:
      ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
      鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
      「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
      商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。

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