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2022.02.17

【第64回】観音温泉の仲居さん、仕事のやりがいとは?

鈴木会長と富樫さん・斎藤さん・上柳アナ(2021年12月撮影、撮影時のみマスクを外しています)

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒にお送りしています。いまは鈴木会長と上柳アナが、「観音温泉」に携わる皆さんに注目しています。今回も、仲居さんの富樫珠緒(とがし・たまお)さんと。斎藤きよみさんにお越しいただいて、仲居さんの仕事のウラ側をお訊きしています。

観音温泉・富樫さん(2021年12月撮影)

―富樫さんは元々、温泉旅が大好きで、ご縁があって観音温泉でお勤めになっている訳ですが、仲居さんの仕事で、一番大変なことは?

富樫:お客様、おひとりおひとりが違う方なので、一辺倒のもてなしが出来ないところだと思います。様々なご要望がありますし、(マニュアルのように)こうしたらいいというものが、全ての方に当てはまるわけではありません。それが面白みでもあります。例えば、お部屋のバスタオルも、お客様から「1枚では足りない」というご要望をいただいて、2枚にいたしました。会長も言っていますが、様々な「お客様のご意見」をいただいて、常に改善しています。

鈴木:(お客様がご意見を伝えて下さることは、)本当に有難いですね。

観音温泉(ピグマリオン)のアメニティ

―今回は、観音温泉(ピグマリオン)に宿泊すると、基本的に備え付けてある「アメニティ」をご用意いただきました。この管理も仲居さんの仕事ですが、よく毎日、枚数を間違えることなく、ピタッとそろえていらっしゃいますよね?

富樫:ありがとうございます。お客様がお越しになる前までに、準備いたしております。このなかに、浴衣だけでなく作務衣もご用意しておりますが、これもお客様からのご意見を反映させたものです。浴衣だけですと、夜、お休みになる時に開けてしまうので、作務衣のほうがいいのではないかと。パジャマもそうですね。靴下は夜、食事をされたり、散策を楽しまれたりする際、「足元が冷える」と、お声をいただいたことで、ご用意いたしました。

観音温泉・富樫さん(2021年12月撮影)

―観音温泉は全部で55部屋ありますが、お1人でどのくらいのお部屋を担当されるんですか?会長から様々なご指導もあったかとは思いますが・・・。

富樫:日によって差はありますが、概ね1人で12~3部屋といったところです。2時間ちょっとで、準備を完了させます。会長からは数えきれないくらい言葉をいただいていますが、印象深いのは、自分で勝手に動いてしまったとき、周りにも迷惑をかける結果となり、会長からキツく叱られたことです。判断を求められるときは、自分の考えだけでなく(会長に限らず)ほかの人の意見を求める「確認」が大事だと。

鈴木:若い世代はいいですね。成長するんです。年配者は、(ミスをしたときでも)自分を有利にしたがるので「立場」を変えてしまうんです。若い世代は「なぜ?」というクエスチョンを知りたがるので本当に有意義です。「もっとお客様をより良い形でお迎えしたい」という向上心がありますから、この先も伸びますよね。楽しみです。

鈴木会長と富樫さん・斎藤さん、上柳アナ(2021年12月撮影)

―会長は「人」も育てていらっしゃいますよね?

鈴木:人だけではありません。生き物全般です。猫ちゃんもいるし、イノシシもシカもみんな、私の仲間です。(この日も観音温泉の)裏山をずっと歩いてきました。イノシシの足跡とシカの足跡が、ごっそり残っていました。私が開拓していると、ちゃんと見回りしてくれるんです。優しいですよぉ。相通じるの。有刺鉄線を張ると「ババ、やったな!」という感じの目で見ているのが分かります。今回は、見事に1年中咲いていた野ぼたんがやられちゃったんですけどね。(笑)

(鈴木会長×富樫さん・斎藤さん×上柳アナのトーク、おわり)

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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      上柳 昌彦

      上柳 昌彦

      ■生年月日:1957年8月1日
      ■星座:しし座
      ■血液型:B型
      ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
      ■最終学歴:立教大学 法学部
      ■趣味:
      ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
      鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
      「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
      商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。

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