鈴木会長と上柳アナ

 

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

今回は、観音温泉と下田の自然について伺いました。

 

―前回伺ったときは、山桜が美しかったんですが、今ごろも下田の花が美しい時期ですよね。

　少し前、5月の下旬は、幕末に日米下田条約の会談が行われた下田・了仙寺の

　アメリカンジャスミンがきれいだったそうで？

 

淡い紫色で、小さくてかわいいお花なんです。

香りがものすごいです。

2メートルくらい先までフワッと香ってきます。

観音温泉の敷地にも相当たくさんありますよ。

（収録が行われた5月下旬は）ちょうど見頃ですよ。

 

了仙寺(2016年、ニッポン放送ウェブサイト記事の取材時に撮影)

 

―6月になりますと、15万株・300万輪という「下田公園」のあじさいがきれいですね？

 

下田公園は見事です。さらに、山のあじさいというものもあるんですよ。

素朴なあじさいで、花の形はあまり丸くならないんです。

私も地元の方に教えていただいて、大事に育てています。

下田の山は湿気が多くて、あじさいの生育には本当に適していますよね。

挿し木もききますから、挿しておけばどんどん根が出てきます。

 

下田公園あじさい祭の案内（2016年、ニッポン放送ウェブサイト記事の取材時に撮影）

 

―まだまだ、きれいな花があるそうですね？

 

バラも見事ですよ。

岩山の土質がちょうどいいようで、ほっといても育ってくれます。

水分を吸って吸って、どんどんどんどん大きくなります。

自然からいただいたこの景色には、本当に勇気が与えられます。

あと鳥のウグイスもすごいです。私、ウグイスとお話するの！

 

鈴木会長

 

―会長は、ウグイスともお話するでしょうね！

 

私が「ホーホケキョ！」って言うでしょ？

すると、ウグイスがバァーッと寄って来るんです。

最初、ウグイスって、喋る（鳴く）の下手だから、そのときに教えるんですよ。

そうすると、もう大合唱！！

私も一緒になって口笛でやりながら、のどが痛くなるくらい遊んじゃいました。

 

―女将が口づけするような感じで、鳴きまねをやって下ったので、チョット照れましたが、

　ウグイスって、応えてくれるものなんですね！

 

競い合うんのよ。

「オレの方の声がいいよ！」って。

あと、カラスも、「カコー！カコー！」って呼ぶと飛んできます。

カラスの色がイヤだというお客様もいらっしゃるので、「悪さするな！」というと、

ちゃんと遠慮して出てこなくて、私が山へ行くと、付いてくるんです。

 

観音温泉のネコも寛ぎのひと時

 

―すごくいい所ですが、動物といえば、観音温泉にはネコもいますよね？

 

野良猫の面倒を見ています。

ネコも縄張り争いみたいなのがあって、面白いですよね。

オスの赤ちゃんが生まれて大きくなると、出ていくんです。

父親はメスの面倒しか見ません。

自然とふれ合いながら、開拓している時間が、私の一番な贅沢な時間です。

 

（鈴木会長×上柳アナのトーク、つづく）

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、

「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。

ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。

癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？