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「2024年日本民間放送連盟賞 CM部門」にて「ラジオCM第2種(21秒以上)」最優秀受賞

ニッポン放送の公共キャンペーン・スポット「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 白杖体験 篇120秒」が「2024年日本民間放送連盟賞 CM部門」の「ラジオCM2種(21秒以上)」最優秀を受賞しました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。ニッポン放送が制作したラジオCMが「日本民間放送連盟賞」の最優秀を受賞するのは、2015年に「有限会社春華堂 うなぎパイ 夜のお菓子 うなぎパイ セクハラ篇 20秒」で「CM部門 ラジオ第1種(20秒以内)」の最優秀を受賞して以来、9年ぶりとなります。

「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、目の不自由な方が安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置する基金を募るチャリティ・キャンペーンで、1975年から毎年行われています。ニッポン放送をはじめ全国11局のラジオ局が各局独自の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を放送・展開しており、前回(第49回)までに寄せられた浄財は50億2,711万5,255円に上り、その全額が寄付され、3400基を超える『音の出る信号機』を設置しています。

なお、この作品は2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ラジオ&オーディオ広告部門 Aカテゴリーファイナリスト、第61回 JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール「ラジオ広告部門グランプリ」及「経済産業大臣賞」、第61回ギャラクシー賞CM部門 奨励賞、第77回広告電通賞 SDGs特別賞も受賞しています。

<制作担当者コメント>

ニッポン放送の財産である「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」をテーマとしたこの作品が高い評価をいただくことができたことは大変光栄です。これを機会に今年の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」も、より一層多くの皆様のご協力をいただければ幸いです。

ニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 白杖体験 篇」120 秒
N:目の不自由な方が使っている白い杖、白杖。視覚障害のある人達は、白杖を使ってどのように歩いているのでしょうか? ラジオで少し体験してみましょう。可能であれば、目を閉じながら聞いてみてください。それでは、白杖を左右に振りながら歩いてみましょう。

SE:(白杖を左右に叩く)カン、カン、カン、カン…

N:この音は、白杖で地面を確認する音。路面の状態や段差を確認することができます。

SE:(障害物にあたる)…カン、カン、カーン!

N:おや、何か障害物に当たったようですね。どうやら金属製のポールのようです。白杖のおかげで、障害物を見つけることができました。

SE:(右側で壁にあたる)カン、カン、カン、カン、カツ、カン、カツ、カン…

N:先ほどとはちょっと違う音がするのに気づきましたか?実は右側には、壁があるんです。壁を叩きながら歩くことで、壁伝いに真っ直ぐ歩くこともできます。

SE:(点字ブロックにあたる)カン、カン、カタカタ、カタカタ

N:これは、白杖で点字ブロックを確認する音。この前には横断歩道があるようです。

SE:(車が走る音)

N:音の出る信号機が設置されていない場合、車の音を頼りにして渡るしかありません。この横断歩道には、音の出る信号機が設置されているのでしょうか?

SE:ポポ! ポポ! ポポ!

N:よーく、耳を澄まして聞いてみてください。何か音がするのに気づきましたか?実は、音の出る信号機があることを知らせるために、信号機の押ボタンからは小さな音が流れているんです。それではボタンを押してみましょう。

SE:(音の出る信号機)ピピピ

N:音の出る信号機があると、安心して渡ることができますね。

M:~♪  信号機のとうりゃんせ

N:音のチカラで、誰もが安心して過ごせるために。ニッポン放送は「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を通じて、音の出る信号機を贈る活動を続けています。