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ニッポン放送のコロナ禍での取り組み 緊急事態宣言延長の影響について

4月25日に東京都に発令された緊急事態宣言が今日から5月末まで延長された。緊急事態宣言を受けて、改めてニッポン放送では新型コロナウイルス対策を強化しているほか、コロナ禍を意識した取組みなども実施している。

■ニッポン放送の新型コロナウイルス対策

ニッポン放送では感染拡大初期の頃からアクリル板や紫外線殺菌照射装置の導入、また、低濃度オゾン発生器を
生放送スタジオ内に設置するなど、新型コロナウイルス対策を務めてきた。4月25日に東京に発令された緊急事態
宣言を受けて、ニッポン放送では既存の対策を継続しつつ、以下を追加施策として実施している。

・拡大アクリル板の生放送スタジオへの導入(飛沫対策)
⇒高さを拡大
・新たに床置きの空気循環式紫外線除菌装置
・ゲスト、コメンテーター出演時のサブスタジオの徹底

その他対策について

◆会社としての対応
・日々の放送に直結しない業務に関しては、必要不可欠な業務を除き、出社を控え原則テレワークとする
・社内での対面会議は原則中止、オンライン会議へ移行する
・リスク軽減のため、会合の延期、出張の自粛を行う。不要不急なイベント・集会・宴席・パーティへの参加は控える
・私用の場合でも5人以上の飲食を伴う会合の原則禁止。
・全社員のマスク着用の義務付け
・日々の検温の義務付け。入館者全員の検温義務付け。事前に申請のない訪問者の入館不許可。
・緊急事態宣言発令中の自転車通勤の許可

◆生放送スタジオのあるフロアの規制について
・生放送スタジオのあるフロアには、放送に携わる関係者以外の立ち入りを禁止
・生放送フロアに入る場合、検温、アルコールによる消毒の徹底、マスクの着用を義務付け

■緊急事態宣言延長を受けて、ニッポン放送ショウアップナイターの放送対応について

ニッポン放送のプロ野球中継「ニッポン放送ショウアップナイター」。緊急事態宣言の延長を受けて、該当エリアの試合について、プレイボール時間の前倒しが発表されているが、ニッポン放送では引き続き柔軟な編成で連日、熱戦をリスナーに届けていく。
プレイボール時間については、18時からのナイター中継直前に放送しているプロ野球情報番組「ショウアップナイタープレイボール」から中継をスタートさせることで対応。一方、今年は9回打ち切りで延長がないということもあり、中継している試合が放送枠よりも短い時間で終わる場合がある。その場合も、ラジオの野球中継ならではといえるが、他球場にも実況アナウンサーを配置している利点を生かし、他球場の試合に乗り換え、時間の限り中継するなど、野球ファンに引き続き聴いて頂く工夫をしている。

また、4月25日に発令された緊急事態宣言を受け、昨年に引き続き、東京ドームや神宮球場など一部試合で無観
客試合となったが、昨年の無観客試合中継時のノウハウを活かし、バッティングやキャッチングなどの実際の
 「球音」や、選手同士の掛け声など普段のプロ野球中継ではなかなか聴く事の出来ない音声を前面に活かした
放送をリスナーに届けた。

■コロナ禍を意識した取組み

・ビバリー落語応援月間

コロナ禍において、寄席やイベントの中止・縮小など落語界でも厳しい状況が続くなか、平日の午前11時30分から放送している『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』では、5月中の毎週水曜日、ラジオを通して、落語好きのリスナーは勿論、まだ落語に触れたことのないリスナーに、落語の魅力を感じてもらう企画を4週にわたって行っている。

番組タイトル:ニッポン放送『春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ』
放送日時:5月5日(水)、12日(水)、19日(水)、26日(水)11時30分~13時 生放送
出演者:春風亭昇太・乾貴美子

・森山良子のコロナ禍の医療現場の現状を唄った歌が岡山県の「看護大会」で披露

森山良子が『オールナイトニッポンMUSIC10』で歌ったコロナ禍の医療現場の現状を歌った楽曲「つたえたい この場所から」が静かな反響を呼んでおり、5月14日(金)に行われる岡山県看護協会主催の『看護大会』で披露される。
看護大会の関係者の方によると、「この詞・曲からコロナ感染で亡くなられた方やそのご家族の思い、それを支える医療職がどういう思いでいるか医療現場で起きている現状を伝え、いのちの重さ・大切さを感じ取ってもらいたい」とのことで、当日、オンラインで参加する看護学生、看護に従事する方150名の前で楽曲が流れる。