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ニッポン放送生放送スタジオに紫外線照射殺菌装置を導入~新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、業界初の取り組みを実施

ニッポン放送では、東京都などを対象に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出されたことを受けて、あらためて、出演者の安全や感染防止を最優先する実施策を強化しているが、4月12日までに、業界初の取組みとして、生放送スタジオに紫外線照射殺菌装置を設置、また、副調整室に空気清浄機能付 オゾン 発生器を設置し、更なる対策強化に努めている。

ニッポン放送が新型コロナウィルス対策として新たに導入したのは、紫外線照射殺菌装置「エアロシールド」で、「エアロシールド」は紫外線のなかでも、高い殺菌効果を持つ紫外線(UV-Cランプ)を装着している。従来の殺菌灯では人体に紫外線が直接照射されるため、無人状態でしか使用できなかったが、「エアロシールド」は人がいる生放送スタジオなどでも24時間使用が可能となっている。

ニッポン放送は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 狼顧問(東京工業大学 名誉教授)等の協力を得て戦略的システム工学の見地も含めたスタジオ空気環境の改善に引き続き努めていく。

【東北医科薬科大学医学部感染症学教室 特任教授 東北大学名誉教授 賀来満夫 先生のコメント】

空気中に漂うウイルスや細菌による感染症は非常に防御しにくく、インフルエンザはもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症でも大きな問題となっています。

空気中の微生物の数を少なくするためには部屋の空気を換気することが知られていますが、欧米では微生物を確実に殺滅する紫外線の効果が注目されています。

エアロシールドは安全性の優れた紫外線照射装置です。病院やJR、救急車、幼稚園などの多くの施設で導入され、空気感染の危険性を低下させ、日常生活を安心して暮らせるように利用されています。 今後、手洗いやマスクの着用、消毒、換気と共に、紫外線を使って空気環境を清浄化し、安心・安全に暮らせる確率を上げましょう。

【エネフォレスト株式会社 代表取締役 木原寿彦さんのコメント】

紫外線照射による殺菌は窓を開けて換気が難しい場所や、空気環境対策が必要とされる場所で活用されています。この度、ニッポン放送さまのスタジオに設置いただいたことで安心安全な放送環境に少しでも寄与し、出演者の皆様及び放送を必要とされるリスナーの皆様のお役に立てればと思っております。