ウィークエンド・ケアタイム『ひだまりハウス』~うつ病・認知症について語ろう

2025.03.23

2025年3月23日

ひだまりハウス、認知症専門医の朝田隆先生と一緒にお送りしています。

先週に引き続き、今回のゲストも、作家の谷川直子さんをお迎えしています。

時々、発する実父の言葉をヒントにした小説の主人公である
認知症の父親の独白のパートと家族による在宅介護のリアルな様子、
そこに小林一茶の俳句を織り交ぜていく巧みな構成です。

お父様の看取りと別れを小説という形で
綴られた本の名前は「その朝は、あっさりと」。
96歳の父を自宅で看取るまでの20日間を描いた物語で、
谷川さんの体験が元になっています。

主人公は、元中学教師の恭輔さん96歳。
10年前から認知症となり、ここ4年は在宅介護を受ける身。
というお話ですが、介護のエッセイになってしまわないように‥
と思いが込められています。

当時、家の介護では、トイレ介助のお話、お母様がイライラして
厳しくお父様に当たる姿をみて辛かった思い、
デイサービスでお
世話になった介護職の方々の
エピソード、お父さんと過ごした
看取りの時間についていろんなお話を語っていただきました。

この放送内容は次の日曜日まで聴くことができます。

ウィークエンド・ケアタイム 「ひだまりハウス」
~うつ病・認知症について語ろう~
| ニッポン放送 | 2025/03/16/日 06:25-06:44
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250316062500

■谷川直子さんの最新作「その朝は、あっさりと」
朝日新聞出版から絶賛発売中
https://publications.asahi.com/product/24948.html

■2018年に発売された「私が誰かわかりますか」
こちらも介護や看取りを小説にされている本です。
https://publications.asahi.com/product/20281.html

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