ウィークエンド・ケアタイム『ひだまりハウス』~うつ病・認知症について語ろう

2021.05.23

2021年5月23日

この放送回は、うつ病専門医の樋口輝彦先生が担当、うつ病に関する情報をお届けします。

去年の11月から12月にかけて実施された「コロナとこどもアンケート」をご紹介します。コロナ禍におけるこどもと保護者の生活と健康の現状を調べて問題の早期発見や予防・対策に役立てようと国立成育医療研究センター社会医学研究部・こころの診療部を中心とした研究者・医師ら有志が全国の小学生から高校生のこどもたちと、その保護者を対象にしたオンラインで定期的に実施している調査の結果と現状をお伝えします。

さらに、以前ひだまりハウスにもゲスト出演して頂きました石井志昂さんが編集長を務める「不登校新聞」では、こども達の自殺を防ぐためには、5月こそ、注意が必要である!とプレスリリースで注意喚起しています。新年度から続いた環境の変化や、人間関係が固定されることでのいじめの本格化、学校行事への重圧などが背景にあり、この時期に周囲がSOSに気が付かないと子どもはより追い詰められ、不登校や自傷行為へと発展するケースもあると言われています。こどもたちを守るためにも、不登校新聞では「TALKの原則」が大切だと訴えており「TALKの原則」についても、樋口先生に詳しく解説していただきます。

後半では、ラジオをお聴きの皆さんから寄せられたメールやお便りも紹介しています。

■「コロナ×こどもアンケート」第4回調査報告
(国立研究開発法人 国立成育医療研究センターの公式サイトからの情報です)
https://www.ncchd.go.jp/press/2021/20210210.html

■不登校新聞の公式サイト(全国不登校新聞社)
5月こそ、不登校や自傷行為へと発展するケースが…注意が必要である!と不登校新聞のプレスリリースで注意喚起しています。
https://www.futoko.org/

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