AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2006年6月20日(火)開催
第3回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送本社 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、大内順子委員、福田宏之委員、澤岡昭委員、久石譲委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、甲田秀臣技術局長、森谷和郎編成局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議題 「2006FIFA ワールドカップ ドイツ大会 ニッポン放送の放送対応」
 第3回番組審議会が6月20日(火)に開催された。今回は、「2006FIFA ワールドカップ ドイツ大会 ニッポン放送の放送対応」について審議が行われた。
まず、ニッポン放送はラジオでのサッカー中継のパイオニアとして、1993年5月のJリーグ・スタートの前から、正月の天皇杯サッカー等の中継など様々な取り組みを行ってきたこと。日本代表の国際試合のラジオ独占中継権を得て、日本代表の世界への挑戦を追いかけ、1993年の「ドーハの悲劇」をはじめ、1997年の初出場を決めたマレーシアの「ジョホールバルの歓喜」など、常にその感動を伝えてきたこと。そして1998年のフランス大会ではパリに特設スタジオを設置、現地から日本代表の活躍を伝えたほか、のべ102時間を超える特別編成を実施。また2002年の日韓大会では、それまでに積み重ねたノウハウを活かし、試合中継だけではなく、特別番組や情報コーナーなど立体的な組み立てで、ニッポン放送らしい放送をしてきたことなどが説明された。
 続いて今回のドイツ大会の放送対応が説明された。まず一次リーグの日本戦3試合が、前回の日韓大会と同様に「民放ラジオ統一実況中継放送」として、全国97のラジオ局で同一番組が放送されたこと。その中継は、ドイツから送られてくる「国際映像」を見ながら、日本で「国際音声」にアナウンサーと解説者のコメントをのせる「オフチューブ中継」の方式が取られたことが紹介された。3試合のうち対クロアチア戦では、ニッポン放送の洗川雄司アナウンサーが担当し、日頃のサッカー中継で培ったラジオならではの、臨場感溢れ、かつ丁寧な実況で、その感動と興奮を伝えたことも披露された。また煙山光紀アナウンサーが全民放の代表として、ドイツから日本代表の話題を中心にレポートを行っていること、それ以外にもニッポン放送独自の日本代表レポートを、携帯電話などを駆使して連日放送していることが紹介された。
 それに対し委員から、「なぜラジオだけが統一番組になったのか」、「『国際映像』の回線が途絶えた場合の対応は」、などの質問が出され、今後もニッポン放送ならではのサッカー中継でリスナーに感動と興奮を伝えるべく精進することを誓って、第3回ニッポン放送番組審議会を終了した。
次回は7月18日(火)に開催予定。
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